美少女とサボり ページ19
「およ？ぽまえらもうサボりを覚えたのか」
「お、A先輩じゃん」
「おっすおっす〜、万葉と平蔵は今何の授業？」
「拙者達は英語でござる」
「逃げて正解過ぎる」
物理をサボって屋上に行くと風に吹かれてる後輩2人。
英語はいいよもう…グローバル社会？だっけ、大人が勝手にそういう社会にしてるだけだから。
日本人に英語を喋らせるなら外国人にも日本語喋らしてくれ。
「えっ！！今空のクラス体育じゃんラッキー！観察しよ！」
「こんなに遠目でわかるもんなの？見えな…」
「俺の弟へのらぶを舐めるなよ若造」
「本当に中身残念だな？？」
うるせぇ！！あんなぷりちぃな弟好きにならん訳がなかろう！！！
え平蔵お前俺の弟の事相棒とか呼んでおいて好きじゃないとか言うなよ、返答によってはぶち転がす。
「して、A殿は何故ここに？」
「え、つまらない物理から物理的に逃げただけだよ…物理だけにね」
「…あれ今2月だっけ」
「スベった事にするなよ…セノより笑える筈じゃん」
「いやセノ殿の方が笑えると思うでござる」
「うっっそ俺あいつに負けたの？！」
▽A に 10万 の ダメージ !
▽A は 倒れた ！
「凄くウザいテロップが見えた気がする」
「何平蔵頭大丈夫？精神科とかお勧めしてあげようか」
「お主が要因ではござらんかね〜」
ははは、まさかそんな、ね…うん。
それに平蔵が頭おかしいのは今に始まった事じゃない、そうだろうワトソン君。
「お主の方が些か頭が残念とお見受けしておる」
「ねぇ万葉言葉の暴力クリティカルヒットしてる」
「愉快であるな〜」
「ん〜愉快犯万葉、誰かこいつを止めてくれ」
火力高くね？？北斗に言いつけるぞ、お宅の万葉が酷いです〜、どういう教育してるんか〜って。
「あ、そういえば聞きたい事があったんだけどさ」
「なんじゃい」
「もう本書かないの？」
「あー、だっていらなくね？こんだけ発展してる世界に俺の本とか」
「あの世界にA先輩の本は爆弾その物だったからね」
「何その恐怖のブツ」
「あんたの本だよ」
失敬な！そんなやばい物ばっかり書いてた訳じゃないし！女児に人気の物も書いてたもん。
「でもあの推理小説は超面白かったな〜、探偵としては登場人物の私立探偵応援しちゃうんだよね」
「拙者はあの猫の写真集が好きであった」
「写真集はテイワット各地回ってたから撮れたけど、推理小説は毎度知恵熱出しながら書いてた」
「作家の鏡じゃん」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 59人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：光 | 作成日時：2024年1月22日 22時
