美少女と修学旅行準備 ページ17
「男女混合じゃない事に異議を割とでかい声で申し立てそうになった」
「俺たちの関係値ならまだしも他の奴の事考えて」
「むり教師を撲殺しそう」
「割とマジでやりそうなのやだ」
「まぁ他のクラスの人達も誘えるらしいし」
「教師まじ大好き♡」
「手の平くるっくる過ぎてその内捻りそう」
学生の行事でもトップクラスの楽しい思い出と言えばはいそうです修学旅行です！！！
今年はなんと海のある所！！去年は雪でした寒すぎて部屋から出なかった。
ちなみに3年は外国に行きます、英語喋れないので来年は行きません行きたくありません。
「家に弟妹置いていくのもやだし冬に弟妹に置いていかれるのもやだ…」
「めんどくさすぎでしょ」
「だから冬は誰かの家に侵入するつもり」
「多分タルタリヤが餌食でしょ？」
「うん」
「うんって言うな俺の許可を取ってほしい」
「タルは俺を蔑ろにしないじゃん？」
「そ〜だけどぉぉぉぉ！」
「んはは！！」
悔しそうに照れて机に沈んでいったタル、今日こいつ喧しいな。
まぁどうせテウセルあたりに捕まって夜更かしゲーム三昧でしょうけど。
「お前ら誰と組むか決めたの」
「無難に仲いい人たち誘うつもりではある」
「俺は若決定だし…」
「あれ放浪者お前…」
「…欠席も視野に入れてる」
「おい誰か放浪者の友達を呼べ！！！」
「俺がいるよ！！」
「お前は友達じゃない！」
「くっそお前こんな所でツンデレのツンを発動さすな！！！」
こいつ割と面倒見良いし頭も顔も悪くないのに口が悪すぎて友達がいねぇ！！
俺？！俺は女子だ！！同じ班にはなれない！！
タルは普通に毛嫌いされててワロタ、そりゃ前世から嫌いなもんは嫌いか。
「俺たちの等身大抱き枕いくつか作ってそれで人数嵩増ししよう」
「いいじゃん俺男装して写真撮るよ」
「本人抜きで話進めるの本当にやめて」
ゴミ見る方がましな顔するじゃんやめろよ美少女に向ける顔じゃねぇって。
「A、良かったら一緒に回らない？」
「ナヒーダ！わざわざこっちのクラスまで来てくれたの！！いいよ組もう！！」
「うわ喧しい」
「うふふ、じゃああと4人ね。笠っちもお友達と組むのよ？」
「…ふん」
「何も言えなくなってて草」
「縫い付けないといけない口はこれか？」
「あだだだだっ！」
頬を引っ張られて至近距離で詰められる、こいつ俺の次くらいに顔良いから様になるんだよなくそ。
「友達作ってから言えよ！！」
「うるさい」
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作者名：光 | 作成日時：2024年1月22日 22時
