ミケ ページ39
それから、花ちゃんの名前がわかったと連絡が入った。
ミ 「…ミケ？」
「本名では、ないですよね？」
神 「はい、本名はわからずじまい。でも、この遺書を書いたのは本人だと確認されました。」
子の遺体は、花ちゃんではなく、また本名ではないがミケちゃんということが判明した。
神 「該当すら捜索願も見付からないし、身元不明のまま送検されるみたいです」
「送検って…」
ミ 「犯人は、」
神 「家主の佐藤正一、被疑者死亡で送検」
「そんな…」
ミ 「いや、あの部屋は1度誰かに開けられているんです。毛利さんに伝えて資料をも贈りました」
神 「見なかったことにしたんじゃないかなー…」
「そんな、ひどいです…」
私たちが見つけ出した真実を見なかったことにされたのはかなりショックだった。
神 「被害者は身寄りがない様子で、家主の親族は事件を早く終わらせたがってる。警察は重大事件が目白押し。見なかったことにすれば、三方全て丸く収まると！」
ミ 「…待ってください…！タスケテっていう彼女の言葉は？」
「生きてるときも助けられずに、死んでからも見なかったことにするんですか？」
神倉の言葉に、Aとミコトは噛みついた
「…あ、すいません…」
ミ 「すいません…所長に吠えても仕方ないですね…」
神 「やれるだけのことはやったよ…」
神倉が去り、残った3人はそれぞれのデスクに戻った？
ミ 「…食べる？」
久 「いえ…」
「……」
ミコトはバナナを食べ、Aはコーヒーを飲んでいた
ミ 「…久部くん、今日バイク？」
久 「あ、すいません、今日は違って…」
ミ 「そう…、Aは？」
「私は徒歩で…でも、レンタカーを借りたら運転しますよ」
Aはミコトの考えていることがなんとなくわかったため、便乗することにした。
ミ 「ありがとう…、じゃあ温泉行こっか」
「そうですね」
久 「…………はい？」
ミ 「温泉、気分転換に」
久 「……これから？」
ミ 「3人で」
久 「……水着持ってないんですけど、」
「え、水着いるんですか？」
久 「え？？」
久部はなにか勘違いをしているようで、Aとミコトは久部の言葉に疑問符を浮かべた。
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魂祐(プロフ) - 捜査が操作になってる (2018年3月27日 0時) (
レス) id: d025171580 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - 「権利」でも誤字があります！「兄が指され、自分も刺され…」の「兄が指され」では無く『兄が刺され』では？変換ミスかと思いますので訂正お願いします。 (2018年3月16日 1時) (レス) id: 7069733e86 (このIDを非表示/違反報告)
ユエ(プロフ) - 青龍 葵さん» ご指摘ありがとうございます！すぐに確認して訂正させて頂きます！ (2018年3月15日 13時) (レス) id: 6accc65025 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - 誤字があります！「世界の症例」でミコトが「そこ所長室ですよ?!勝手には行っていいんですか…」の「行って」では無く『入って』です。確認して訂正お願いします！ (2018年3月15日 4時) (レス) id: 7069733e86 (このIDを非表示/違反報告)
ユエ(プロフ) - ゆずさん» 読んで頂きありがとうございます！中堂さんらしい中堂さんを目指してなんとか…。更新がんばります！ (2018年2月10日 21時) (レス) id: 6accc65025 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユエ | 作成日時：2018年2月2日 0時
