例のあの人 ページ3
久 「おはようございます」
「おはようございます、久部くん」
ミ 「おはよう」
夕 「おはよ〜」
解剖室前にて久部と合流し、互いに協力して解剖医を着ていく
久 「あの、坂本さんがあそこまで嫌がる175.6センチの人って…」
夕 「どうせ中堂さんでしょう？中堂さんと組んだ人、A以外誰も続いてないからね」
久 「誰もっすか?!」
「確か、最長３ヶ月最短3日間でしたっけ？私もやっと半年ですからね〜」
ミ 「短かっ(笑)」
夕 「ミコトとAが来てくれて助かったよ、私が中堂班に回されるところだった」
久 「…中堂さんってどういう人なんですか？」
夕 「んー、触らぬ神に祟りなし！カオナシみたいなもん」
久 「カオナシ…」
「否定できないですね…まぁ、ちょっとだけ性格に難ありって感じですね…でも腕は確かです！」
夕 「どこがちょっと、よ?!思いっきり難ありだから(笑)」
Aは普段の中堂の態度を思い出し、夕子の言葉に苦笑を浮かべるしかできなかった
久 「四宮さんまで…」
ミ 「同じ解剖医としてはもう少し協力体制をとりたいんだけどね…」
夕 「ははっムリムリっ(笑)」
「同じ班として申し訳ないです…」
夕 「いやいや、Aは悪くないから！問題は全部、中堂さんだから！」
ミ 「そうそう、Aは良い子だからね！」
久 「２人、案外ひどいですね?!」
夕 「でも、Aは本当に付きあってないわけ？中堂さんと！」
「中堂さんとはそういうんじゃないですっ」
ミ 「ムキになるところが怪しいね(笑)」
「ちーがーいーまーすーっ！」
夕 「A(笑)顔真っ赤だから(笑)」
ミ 「かわいいなぁ(笑)」
坂 「あぁ…今日も…泣」
Aがからかわれているのと同じ時、坂本はボードに書かれた中堂の名前を見て自分のネームを持ったまま、身を捩らせ苦しんでいた。
そこに解剖室から中堂が現れ、一喝。
中 「おっそい」
坂 「ひぇっ！はいっ！」
中 「…四宮」
「はいっ中堂さんっ」
中 「顔が赤いぞ」
中堂は顔を赤くしているAの頬を掴み、引っ張りだした
「お、おひになひゃらずに…」
中 「ふん…」
「いひゃいでふ…」
中 「早く来い」
中堂は頬を離すと同時に引っぱっていた頬を軽く撫でて解剖室の中へと戻っていった
「は、はいっ」
《こういう時々みせる優しい手つきや表情にドキっとしちゃうんだよね…》
*
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魂祐(プロフ) - 捜査が操作になってる (2018年3月27日 0時) (
レス) id: d025171580 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - 「権利」でも誤字があります！「兄が指され、自分も刺され…」の「兄が指され」では無く『兄が刺され』では？変換ミスかと思いますので訂正お願いします。 (2018年3月16日 1時) (レス) id: 7069733e86 (このIDを非表示/違反報告)
ユエ(プロフ) - 青龍 葵さん» ご指摘ありがとうございます！すぐに確認して訂正させて頂きます！ (2018年3月15日 13時) (レス) id: 6accc65025 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - 誤字があります！「世界の症例」でミコトが「そこ所長室ですよ?!勝手には行っていいんですか…」の「行って」では無く『入って』です。確認して訂正お願いします！ (2018年3月15日 4時) (レス) id: 7069733e86 (このIDを非表示/違反報告)
ユエ(プロフ) - ゆずさん» 読んで頂きありがとうございます！中堂さんらしい中堂さんを目指してなんとか…。更新がんばります！ (2018年2月10日 21時) (レス) id: 6accc65025 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユエ | 作成日時：2018年2月2日 0時
