転生したら洞窟ウサギになってた件

マグマエリアのオトモダチ ページ10

「なんかモンスターの家無いわけ？」
期待はしないけどね。どーせ少ないんでしょ。
「…スライムとマグマブロッカーとサラマンダーと炎龍神と…」
うんうん、スライムとマグマブロッカーとサラマンダーと炎龍神t…
「は？炎龍神！？絶対気ぃ荒いよね！？」
「いや、機嫌悪くなかったら優しいはずだぞ。」
「あは、まずスライムから行こっか〜」
炎龍神こわい炎龍神こわい炎龍神こわい炎龍神こわい炎龍神こわい炎龍神こわい
「なんかこの家プニプニしてるね〜」
「スライムの家はスライムで出来てるんだよ。」
え、自分たちの身体削いだん？あ、でもスライムって再生するんだっけ。
「すいませーん誰か居ますか？」
気配もなければ返事もない。足が冷たい…なんでだr
スライム「アターック！」
いった！
スライム「ごめんなさい。子供が…」
「あ、はい。良いんでお詫びに時々の話相手になってください。」
スライム「"オトモダチ"ね？わかったわ。ここら辺、危ないから気を付けてね。」

「次はサラマンダーね。どこ？」
「マグマの中だが。」
「あ、無理っす。」
「おまけに滅多に出てこんぞ。」
やめとこうね〜
「じゃあ炎龍神〜？」
ガチで怖いんだが？
「行くしか無いだろう。」
「家どこなの？」
「そこのデカイ岩だな。」
でっけぇよ！私が約2.5mぐらいだから、15はあるんじゃないの？
「ごめん下さい。誰か居ますか？」
奥で紅い目が光る。
炎龍神「よくぞこんな所までお越し下さった。どうぞおかけ下さい。」
めっちゃ丁寧！全然怖くない！
「あの、オトモダチになってもらえますか？」
炎龍神「敬語は要らない。気軽に話そう。」
むっちゃいい人！ヤバイ！
炎龍神「で、オトモダチか？わかった。なろう。これからもちょくちょく来いよ。」
「ありがとう。じゃあね、炎龍神の焔！」
炎龍神「名前、付けてくれてありがとうな！」


「めっちゃいい人だったね。」
「…ああ、予想外だった。昔は五人でやんちゃしてたんだがな。」
あと3人も居るのか。…会いたいな。

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