【 utit 】拝啓、わたしの辛い日々【 urtnk 】

結婚 弐拾肆 ページ24

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「 なんか凄い痛そうな音聞こえたんやけど … お前なにやっとるん … 」


休憩室にひょこっと顔を出したのは同僚の坂田。

大きな怪我したときはコイツ以外は手当てや対処などは出来ないから、こういう大きな音とか鳴ったときなどは真っ先に来てくれるのだが、今は来ないでほしかった。


「 ついに頭でもおかしくなったん？？いや、それは元々か … 」

「 あ？うっさいわドアホ。頭おかしいんはお前の方やろ 」


俺がそういえば坂田は “ はあ！？お前！！！言ったな！？！？今度からお前の怪我手当て絶ッッッッッッッ対せんからな！！！！ ” なんて言ってくる。残念やな、俺には札があるからお前の手当て受けんくても大丈夫なんやわ。

そう煽れば “ ぐぬぬぬ … ” なんて唸って悔しそうに顔を歪めていた。


「 … はあ、もうええわ。んで？自分のほっぺた叩いてどうしたん？？ 」

「 あー … ちょっとな 」


言葉を濁してその場を凌ごうとするが坂田は はよ言え と言わんばかりの態度で目の前に来る。

はあ とため息を吐き、嘘と本当を交えながらも事実は曲がらないように事の顛末を話す。すると今度は坂田がため息を吐いた。


「 心配して損したんやけど！！ 」


坂田は呆れたような表情をし、こちらを見る。
… 心配してくれたんか と思うが、俺は “ 心配とか余計やわ ” なんて悪態をつく。

… コイツに話を聞いてもらったおかげか少しだけ心が軽くなった気がした。

もう終わったことは仕方ない、と結論付けることも出来た気がする。


「 さて、俺は仕事に戻りますかねぇ … 」

「 … もう大丈夫なん？ 」

「 なんやお前が心配とかキモいな、明日は槍でも振るんか？ 」


俺がそういえば “ うわいつものうっさいセンラに戻りよった … ” なんて言ってくる。

ムカつくけど話を聞いてくれたということで今回は何も言わないでおこう、うん。


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話の切り方が下手すぎる … すみません。

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