二話 ページ4
「それで、駄弁っている暇あるの?パンダ?」
「そうだったそうだった!いやースマンな、喪中に
でもお前達に“京都姉妹交流会”に出てほしくてな」
「……何それ?」
「京都にあるもう一校の高専との交流会だ
──でもそれって二、三年のイベントですよね?」
「その三年のボンクラが停学中なんだ
人数がたんねぇ……だからオマエら出ろ」
「まあ、多分私は出れるかわからないからね
仮に出れたとしても多分──いえ、今は関係ないわね」
「そうですか……交流会って何するの?スマブラ?」
「なら四人でやるわ」
妙なボケを挟む野薔薇にツッコミつつ二年生は続ける
この切り替えの早さはある意味、悟先生に鍛えられたのだろう
「両校の学長が提案した勝負方法を一日ずつ二日間かけて行われる
だが、あくまでそれは建前でな
初日が団体戦そして二日目が個人戦と決められてるんだ」
「個人戦、団体戦って……闘うの!呪術師同士で!」
「あぁ!殺す以外なら何してもいい呪術合戦だ」
「──ん?っていうか逆にそんな暇はあるの?」
「今はね」
常に人手不足な呪術業界の事情を知る野薔薇は疑問の声を出すが
一番それに詳しい私がその疑問に答える
「冬の終わりから春までの人間の陰気が
初夏に呪いとなり現れる繁忙期とあたるの
常に呪いと闘い暇などないけれど……
この時期になってくると呪いの発生や活動も落ち着いてくるの」
「そういうことだ……
で、やるだろ? 仲間が死んだんだもんな」
「「やる」」
2人は即答した。2人の目には決意が現れている
それが吉とでるか凶とでるか……それはこれからだ
「やっほ〜霊夢〜お久〜」
「悟先生?どうしたの?」
「手伝ってほしいことかあるから来てくれない?」
私が断ったとしても絶対に連れていくだろう。五条悟だし
なので私は分かったと良い、真希には後で来ると付けたし
悟先生の瞬間移動で高専の地下室へとついた
「お待たせ悠仁」
「誰?この人」
この子を見た瞬間わかった
この子は両面宿儺の器だと
だからこそ言うのかもしれない
「はじめまして。私は博麗霊夢よ
呪術高専の二年生……まあ貴方の先輩よ悠仁
そして両面宿儺、よろしく」
「おっ?おう?よろしく!霊夢先輩!
俺は虎杖悠仁だ!」
元気一杯な少年だった
けどわかるのも一つ
この子の目は───に似てるわ
『博麗と言うとあの博麗神社の娘か』
ここに木霊したのは一人の呪霊
嫌、呪霊の王の両面宿儺だ
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彩華 - めっちゃ面白いです!作者様のペースで更新頑張ってください! (2021年5月18日 19時) (レス) id: f356979ff0 (このIDを非表示/違反報告)
桜吹雪@低浮上(プロフ) - 炎陽々(偽名でーす♪)さん» レイマリなんですよ〜やっぱ魔理沙もいてこそ主人公!って感じがしますし〜更新、がんばります! (2021年3月31日 20時) (レス) id: 52e526ba44 (このIDを非表示/違反報告)
炎陽々(偽名でーす♪) - レイマリだぁぁ!面白いです!更新頑張ってください! (2021年3月31日 11時) (レス) id: b5a6c39a44 (このIDを非表示/違反報告)
桜吹雪@自作小説低更新(プロフ) - ちょみあいすさん» ありがとうございます!頑張って更新しますので今後ともよろしくお願いします!! (2021年3月17日 14時) (レス) id: aafc5aee29 (このIDを非表示/違反報告)
ちょみあいす - 霊夢さん好きだわぁwww頑張ってください! (2021年3月16日 22時) (レス) id: f15c714701 (このIDを非表示/違反報告)
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