元ヤン少女は平和に暮らせない (ページ4)

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2話ページ4

『…あっ、あったあった。いやー、ショッピに感謝だな』

見た感じ一年生っぽかったな。まぁ、もう入学式とかは終わってるしなぁ…

ｺﾝｺﾝｯ

『失礼します』

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

先生｢ん？あ、お前…｣

『ドーモ。如月です。停学期間終わったんで来ました』

先生｢そうか…取り敢えず、お前のクラス担任を呼んでくる。少し待っててくれ｣

そう言ってその先生は、二年団の先生達がいる机に向かい、茶髪で、私と同じように季節外れの紫のマフラーをしている先生に話しかける。

暫くすると、その茶髪の先生がこちらへ向かって来た。

ni｢はじめましてだな。俺は新田(にいだ)。皆から兄さんって呼ばれてる。お前のクラスの担任だ。よろしくな、如月｣

『如月Aだ。よろしく』

ni｢あぁ。つか敬語使え？｣

『強要するものじゃないだろう。私は変えないからな』

ni｢えー…まぁいいや。案内するから、着いたら自己紹介してくれ｣

自己紹介か…面倒くさいな……

ni｢声出てるぞー｣

『センセー、呼ばれるまでゲームしてていい？』

ni｢いや許可とる前にゲーム機取り出してるよな。どっちにせよする気だよなお前｣

『……』(無視)

ni｢これはまた…彼奴らみたいに厄介な生徒が来たな…｣

…聞こえてんぞセンコー