二十五話 ページ30
二人を連れて自分の屋敷に帰り、戸を開けると、奥から足音が聞こえてきた。
?「A姉!!おかえりなさ…っ!」サッ!
あ、隠れた
錆「?今何か居た気が…」
『あー、訳あって私の屋敷で一緒に住んでるんだ。良い奴なんだが、極度の人見知りでな。私以外の前ではああやって隠れてしまう』
義「……名は」
『見つけた時が春だったから、春って名付けた』
錆「それはまた安直だな…」
『私にネーミングセンスを期待するな』
錆,義「「ねー…?」」
『いや、なんでもない。それよりも…ほら、春!いつまでも隠れてないで、出てきたらどうだ?』
そう言うと、襖の隙間からひょこっと出てきて、ゆっくり近付いてきた。
『春、紹介するよ。私の友人だ。こっちの宍色の髪の奴は錆兎、黒髪の方は義勇だ』
錆「よろしくな」
義「……」ペコリ
春「あ、ぇ、その……よ、よろしく、お願いします…」
うん、挨拶は出来た。会話する上で挨拶は必須だからな。
『二人共、今夜一緒に夕飯食べるんだ。今から作ってくるから、その間、三人で話しててくれるか?』
春「ぇっ」
…春が凄い勢いでこっち向いたな……そんなに嫌?
春「あ、あの、A姉!ゆ、夕飯なら、わ、私が作る、から…!」
『ダメだ。まだ春には包丁は危ないからな。それよりも今は、二人と話していてくれた方が私が助かる』
春「!(A姉が、助かる…)……わ、分かった。頑張る!」
『よく言った。じゃあ春、二人を部屋まで案内してやってくれ』
春「うん!あ、あの、こっち、です!」
錆「ん?おぉ、ありがとな」
……さて、夕飯作ってから、少しだけ三人の様子見てみるか。
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春ちゃんのイメージ画です!
春ちゃんは、現時点で8歳です!
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小石(プロフ) - 深月あかざさん» コメントありがとうございます!いや、自分でも中の人ネタは出していいものか悩んだのですが、個人的に聞いていて凄く気になっていたのでw (2020年1月3日 18時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
深月あかざ(プロフ) - 杉田さんのことを出してくるとは...ww流石ですね!!w (2020年1月3日 18時) (レス) id: 1aaf81dffb (このIDを非表示/違反報告)
小石(プロフ) - 皆さんあけましておめでとうございます!これからも亀更新でやっていきますが、暖かく見守っていてください!今年もよろしくお願いします! (2020年1月1日 0時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
小石(プロフ) - みょんみょんさん» そうですそうです!分かる人がいたwあの話凄い面白くて好きなんですよねー! (2019年11月30日 14時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
みょんみょん - 二十七話のとこって、スタイリッシュチャーハンですよね? (2019年11月30日 11時) (レス) id: a2c93f41d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小石 | 作成日時:2019年9月21日 19時