検索窓
今日:20 hit、昨日:28 hit、合計:635,354 hit

二十五話 ページ30

二人を連れて自分の屋敷に帰り、戸を開けると、奥から足音が聞こえてきた。



?「A姉!!おかえりなさ…っ!」サッ!



あ、隠れた



錆「?今何か居た気が…」


『あー、訳あって私の屋敷で一緒に住んでるんだ。良い奴なんだが、極度の人見知りでな。私以外の前ではああやって隠れてしまう』


義「……名は」


『見つけた時が春だったから、春って名付けた』


錆「それはまた安直だな…」


『私にネーミングセンスを期待するな』


錆,義「「ねー…?」」


『いや、なんでもない。それよりも…ほら、春!いつまでも隠れてないで、出てきたらどうだ?』



そう言うと、襖の隙間からひょこっと出てきて、ゆっくり近付いてきた。



『春、紹介するよ。私の友人だ。こっちの宍色の髪の奴は錆兎、黒髪の方は義勇だ』


錆「よろしくな」


義「……」ペコリ


春「あ、ぇ、その……よ、よろしく、お願いします…」



うん、挨拶は出来た。会話する上で挨拶は必須だからな。



『二人共、今夜一緒に夕飯食べるんだ。今から作ってくるから、その間、三人で話しててくれるか?』


春「ぇっ」



…春が凄い勢いでこっち向いたな……そんなに嫌?



春「あ、あの、A姉!ゆ、夕飯なら、わ、私が作る、から…!」


『ダメだ。まだ春には包丁は危ないからな。それよりも今は、二人と話していてくれた方が私が助かる』


春「!(A姉が、助かる…)……わ、分かった。頑張る!」


『よく言った。じゃあ春、二人を部屋まで案内してやってくれ』


春「うん!あ、あの、こっち、です!」


錆「ん?おぉ、ありがとな」



……さて、夕飯作ってから、少しだけ三人の様子見てみるか。

─────────────────
春ちゃんのイメージ画です!




春ちゃんは、現時点で8歳です!

二十六話→←二十四話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (297 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
790人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 銀魂 , 夜兎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

小石(プロフ) - 深月あかざさん» コメントありがとうございます!いや、自分でも中の人ネタは出していいものか悩んだのですが、個人的に聞いていて凄く気になっていたのでw (2020年1月3日 18時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
深月あかざ(プロフ) - 杉田さんのことを出してくるとは...ww流石ですね!!w (2020年1月3日 18時) (レス) id: 1aaf81dffb (このIDを非表示/違反報告)
小石(プロフ) - 皆さんあけましておめでとうございます!これからも亀更新でやっていきますが、暖かく見守っていてください!今年もよろしくお願いします! (2020年1月1日 0時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
小石(プロフ) - みょんみょんさん» そうですそうです!分かる人がいたwあの話凄い面白くて好きなんですよねー! (2019年11月30日 14時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
みょんみょん - 二十七話のとこって、スタイリッシュチャーハンですよね? (2019年11月30日 11時) (レス) id: a2c93f41d2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:小石 | 作成日時:2019年9月21日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。