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二十二話 ページ24

え、何言ってるんだ此奴。オレモキサツタイニハイル…?鬼殺隊に入るって言ったのか!?



『い、いやいや。何でそうなるんだ?』


実「人手は多い方が良いだろぉ」


『まぁそうなんだが…』


実「そもそも俺達のお袋なんだ。子供の、長男の俺が何もしねぇわけにはいかねぇ」



くっそ言ってること正論過ぎて………



『だが危険だぞ?死ぬ事もある…というか死ぬ確率の方が高いぞ?』


実「承知の上だ」



……あ、これは駄目だ。此奴はもう覚悟してる。あの目は覚悟してる目だ。


………はぁ…



『……分かった。そこまで言うなら私の方から育手を探しておこう。もう後戻りは出来ないぞ?言ったからには最後までやりきれ』


実「あぁ」


玄「…兄ちゃん……」


実「玄弥、てめぇは来るなよ。てめぇは妹達をみとけ」


玄「……」



此奴自己犠牲の塊みたいな人間だな(特大ブーメラン)


そうこうしてる内に日が昇り始めてきた。



『よし、私はそろそろ行くとするよ。不死川、育手が見つかったら手紙送るから、その場所へ向かうといい』


実「あぁ。……おい」


『何だ?』


実「…………色々ありがとう」


『!…あぁ!』



顔に似合わず可愛い奴だなと思ったが、絶対口にはしない。殴られそう。


────────────


『うん、かなりゆっくり来たんだが、まだ夕方だな……でもまぁ、前来た時とまだ場所は変わっていないだろうし、大丈夫か』



思った通り、場所は変わっていなかったから、迷わず辿り着くことが出来た。



『珠世さーん!愈史郎!いるかー?』



大声で名前を呼ぶと、中からドタドタとあしおとがしてきた。


…あー、これは愈史郎だな。走ってきた。


ドンッ



愈「珠世様の名を軽々しく呼ぶな馬鹿ァ!!」


『うぉっ!?』



中から飛び出した愈史郎は、そのまま私を投げ飛ばした。

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小石(プロフ) - 深月あかざさん» コメントありがとうございます!いや、自分でも中の人ネタは出していいものか悩んだのですが、個人的に聞いていて凄く気になっていたのでw (2020年1月3日 18時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
深月あかざ(プロフ) - 杉田さんのことを出してくるとは...ww流石ですね!!w (2020年1月3日 18時) (レス) id: 1aaf81dffb (このIDを非表示/違反報告)
小石(プロフ) - 皆さんあけましておめでとうございます!これからも亀更新でやっていきますが、暖かく見守っていてください!今年もよろしくお願いします! (2020年1月1日 0時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
小石(プロフ) - みょんみょんさん» そうですそうです!分かる人がいたwあの話凄い面白くて好きなんですよねー! (2019年11月30日 14時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
みょんみょん - 二十七話のとこって、スタイリッシュチャーハンですよね? (2019年11月30日 11時) (レス) id: a2c93f41d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小石 | 作成日時:2019年9月21日 19時

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