「隣で」 ２ ページ15
一side
南雲はそう言うとさっさと校舎へ向かって行ってしまった
確かに俺はAのことが好きだ…
だが、それは誰にも言っていない
なのに何故バレた…！
一「はぁ…」
俺はため息をついて、校舎へと足を進めた
―――放課後――――
一side
俺はいつもと同じようにAと帰ろうとすると
薫「A」
薫が教室に来た
貴方『あ、薫』
Aは薫の元へ駆け寄ると少し話をして
教室を出て行ってしまった
ズキッ
俺は自分の胸が痛むのを感じた
それが何故かはわからなかった…
一(したかがない、今日は一人で帰るか…)
俺が鞄を手に取ると
女１「斎藤くん、一緒に帰ろ！」
女２「Aさん、いないんでしょ？」
そう言って俺の腕を握ってきた
一(なんだこいつ等は…)
一「あのな…」
俺が断ろうとするとき
女１「たぶんあの子Aさんに告白するんじゃないかな」
一「な、んだと…」
女２「薫くんだっけ、Aさんのこと好きなの見え見えじゃん」
そう言われて俺は朝、薫が言っていたことを思いだす
―――――「Aけっこうモテるんでもたもたしてると誰かに取られちゃいますよ？」――――
俺は女たちの手をほどくと教室を出た
廊下にいる者に２人の言った方向を聞きながら
俺は風紀委員室にたどり着いた
――――
薫side
俺はAに話があるといって、風紀委員室に呼びだした
貴方『薫、相談って？』
薫「Aは委員長のこと、好き？」
貴方『え…』
Aの顔が一瞬で真っ赤になった
薫「そんなAにさ、俺が協力してあげようと思ってさ」
貴方『え、ホント！？あ、でも何で…？』
薫「んー、Aとは長い付き合いで大切だしさ
まぁ、委員長にもなんだかんだ言って世話になってるからさ
そんな感じ」
貴方『何かよくわかんないけど、ありがとう！』
よくわかんないって、相変わらず馬鹿だな…
ま、いいや
薫「で、俺が作戦を考えてきた」
貴方『おお！！』
薫「俺の言うとおりにしろよ？」
貴方『わかった！』
Aは頷いた
薫「じゃぁ、説明するよ？」
面白いことになりそうだ
「隣で」 ３→←「隣で」【SSL斎藤一】 甘 *ようこちゃん様*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 44人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雛月のえる(プロフ) - 遅くなっても構わないので、私もリク良いですか？ (2015年4月3日 10時) (
レス) id: fc66cd23d2 (このIDを非表示/違反報告)
誠兎(プロフ) - 碆紅亞さん» 了解です！リクありがとうございます！ (2015年3月17日 16時) (レス) id: f405e9de95 (このIDを非表示/違反報告)
碆紅亞 - じゃあ、総司で。主人公は芸子で駆け落ちして屯所に連れ帰るみたいな感じがいいです!! (2015年3月12日 18時) (レス) id: 0b57a2b8b4 (このIDを非表示/違反報告)
誠兎(プロフ) - 碆紅亞さん» 最近放置気味なので遅くなりますが・・・。それでも大丈夫ならお願いします！ (2015年3月8日 18時) (レス) id: f405e9de95 (このIDを非表示/違反報告)
碆紅亞 - リクいいですか? (2015年3月7日 13時) (レス) id: 0b57a2b8b4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みろく | 作成日時：2013年7月13日 18時
