「太陽」【幕末山崎烝】 甘々 *ピアン様* ページ11
山崎side
俺は今、好いている女子がいる
でも、副長や沖田さん、皆が彼女のことを好いている
彼女は新選組の太陽のようなものだ
歳三「A、何か手伝うことあるか?」
貴方『もう少しで終わりますので、大丈夫です』
歳三「そうか…」
と、いうように…
皆から好かれている、彼女のことを俺も好きになってしまった
だが、きっと彼女は俺のような影の存在ではなく
副長、沖田さんなど光の存在のほうがいいのだろう
だから、俺はこの想いは胸にしまって
表には出さないように心掛けている
が
貴方『山崎さんっ!!』
山崎「…A君」
貴方『一緒にお茶でもしませんか?』
山崎「あ、あぁ」
このように話しかけられると、上手く話せなくなってしまう…
貴方『熱くなってきましたね〜』
山崎「そうだな…」
貴方『桜も散って来たし…』
A君は、儚く笑った
そんな表情にさえ、赤面してしまう…
落ち着け、落ち着け
俺は小さく深呼吸をした
山崎「A君は、副長のことをどう思っているんだ?」
貴方『土方さんは、優しくて強くてとても素敵な人だと思っています』
ズキッ
一瞬胸が痛んだ
これは…?
山崎「好き、なのか?」
貴方『そう言うわけじゃないですよ!』
A君は慌てたように顔の前で手を振った
山崎「A君、俺が君を好いていると言ったらどうする…?」
貴方『…本当なら嬉しいです』
山崎「それは…」
貴方『私は、山崎さんをお慕いしています』
A君は、顔を赤くしてそう言った
俺も覚悟を決めるしかないな…
山崎「俺は君が好きだ!君がいいのなら、俺と付き合ってほしい」
貴方『よろしくお願いします』
俺たちは数秒ほど見つめ合って笑った
山崎「フッ」
貴方『フフッ』
影でも太陽の隣にこれからはずっといれるのだな…
(君は新選組の人たち皆が狙っている。気をつけろ)
(狙ってるっ!?命をですかっ!?)
(いや、そういうわけでは…(自覚なし、か…))
『俺は影
光を際立たせ、絶対に目立たない
人々は影を見にも止めない
そんな、存在の俺だが…
お前という”太陽”をこれからは傍で守り続けたい
それでもいいか…?』
―――――
ピアンさん、長らくお待たせいたしました
やっと完成です!!
長期間待たせてしまってすみませんでした!!
またリクを頂けたらな、と思います!!
これからもよろしくお願いします!
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雛月のえる(プロフ) - 遅くなっても構わないので、私もリク良いですか? (2015年4月3日 10時) (レス) id: fc66cd23d2 (このIDを非表示/違反報告)
誠兎(プロフ) - 碆紅亞さん» 了解です!リクありがとうございます! (2015年3月17日 16時) (レス) id: f405e9de95 (このIDを非表示/違反報告)
碆紅亞 - じゃあ、総司で。主人公は芸子で駆け落ちして屯所に連れ帰るみたいな感じがいいです!! (2015年3月12日 18時) (レス) id: 0b57a2b8b4 (このIDを非表示/違反報告)
誠兎(プロフ) - 碆紅亞さん» 最近放置気味なので遅くなりますが・・・。それでも大丈夫ならお願いします! (2015年3月8日 18時) (レス) id: f405e9de95 (このIDを非表示/違反報告)
碆紅亞 - リクいいですか? (2015年3月7日 13時) (レス) id: 0b57a2b8b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みろく | 作成日時:2013年7月13日 18時