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【第八章】 ページ9

近藤の部屋から出たあと楓花はちょうど稽古をしているであろう道場に行った。

斎藤「楓花・・・もう用事は終わったようだな。」

楓花「うん、終わったよ。ただ待たせてしまったからちょっと悪かったって思ったけど。」

斎藤には本当の事を言わずに嘘の事を言った。

けど斎藤は楓花の後をつけていたので当然本当の事を知っている。

斎藤は楓花が嘘をついているとわかっているがあえて楓花に言うことも聞くこともしなかった。

斎藤「そうか・・・無事でなによりだ。」

楓花「変な一くん。」

いつもの斎藤と違うので楓花は笑いを隠せなかった。

斎藤「それよりどうしたんだ?稽古を見に来たりして。」

楓花に笑われて恥ずかしくなった斎藤はとっさに話を切り替えた。

楓花「なんだか急に見に行きたくなってね。ちょうど稽古をしてたし。」

その時の楓花はどこか寂しそうな顔をしていた。

楓花「じゃあ、もう部屋に戻るね。稽古中にごめんね。邪魔しちゃって。」

斎藤「気にするな。今は自主練習中だから全然構わない。」

楓花「ありがとう・・・。」

斎藤にお礼を言うと楓花は自分の部屋へと戻っていった。

斎藤は楓花の後ろ姿をずっと悲しげな目で見守っていた。

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設定タグ:薄桜鬼 , 夢小説 , バッドエンド   
作品ジャンル:アニメ
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斎藤ようこちゃん(プロフ) - 久しぶりです。ネーム変えました。涙が〜。続き楽しみです。 (2015年7月4日 19時) (レス) id: 1691f9618d (このIDを非表示/違反報告)
ようこちゃん - 何回読んでも泣けてきます。続きは読めないのですかー (2013年12月21日 8時) (レス) id: a4068e100d (このIDを非表示/違反報告)
彩りんご - 泣きそうになりました!私も小説連載しているのですが、こんな感動のお話書いたことがありません・・・。すばらしかったです。そしてふざけていますが、もし良かったら見てください! (2013年10月24日 21時) (レス) id: 6a39768673 (このIDを非表示/違反報告)
ようこちゃん(プロフ) - や〜ん。主人公悲しいです。斉藤さんに手紙を渡して…。この先が早く読みたいですが…少し怖いです。 (2013年10月13日 21時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
ようこちゃん(プロフ) - 早速読みましたーこっちも大好きですー (2013年9月1日 14時) (レス) id: a4068e100d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めろ | 作成日時:2013年9月1日 11時

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