【薄桜鬼】未来から来た薬剤師です。 (ページ4)

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第３話ページ4

貴「ん…ぅ…」

？4「起きたかい？」

貴「貴方は？」

井上「私は井上源三郎です。
まだ熱があるみたいだけど、
来てもらっていいかい？」

貴「はい。」

井上「なんなら背負おうか？」

貴「肩を貸していただけると嬉しいです。」

井上「いいよ。」

貴「あの、千鶴様はどちらに？」

井上「先に行ったよ。」

貴「そうですか。」

井上「着いたよ。」

スーッ

？2「昨夜はよく眠れた？」

？1「熱は下がったのか？」

貴「微熱は残っていますが、
話すことくらいはできますよ。」

？1「そうか。」

？5「そいつ？もう1人の目撃者ってのは。」

？6「ええ。そうみたいです。」

？5「なんか細いな～。まだ餓鬼じゃねぇの？」

貴「一応満23歳ですが。」

幹部「「ええーー！？」」

？7「平助より全然大人じゃねーか！！」

貴「こんな話をするために私を呼んだのでは
ないのでしょう？おそらく、昨日の羅刹の件で。」

？1「！…何故あれが羅刹だと知っている！」

貴「順を追って説明したいのですが、千鶴様には
出ていて欲しいです。」

千鶴「あ、はい。わかりました！」

スーッ

貴「ええと、まず…単刀直入に言わせてもらうと…私は未来から来たものです。」

幹部「…は？」

貴「未来で薬剤師…
薬を作る役職についていました。
私はあまり体が丈夫ではなくてですね、
ある日を境に高熱が続いたんです。
そして早くに命を落とした。
次に目が覚めたのが真っ白な空間でした。
神となのる人が現れ、
私をこの時代に送ってくれました。」

？1「にわかには信じがたい話だな。」

？2「信じられませんよ。斬っちゃいましょうよ。」

？8「総司！」

？2「冗談ですよ。」

？3「冗談に聞こえる冗談を言え。」

？8「と言っても、証明できるものがないしなぁ…」

貴「証明できるものならありますよ。」

？8「お、見せてみてくれるか？」

貴「今から…何作りましょう…
ええと…そうですね…
発電機というものを作ります。」

幹部「はつでんき？」

貴「はい。発電機というのは…
雷みたいなものを作り出せる機械です。
それを作ります。」

ジジジッ

ガーーーっ

シャッシャッ

貴「できました。(発明のアリスって凄いな…)」

？2「これがはつでんき？」

貴「はい。この部分を押すと…」

バチバチッ

幹部「っ！？」

貴「これだけでは証拠になりませんか？」

？8「い、いや、十分だよ。すごく驚いた。」

貴「それは光栄です。」

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