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ヘイ、ゴジョー ページ3

私の必死の抵抗も虚しく自称最強さんに軽々と連れて行かれた。



誘拐罪で訴えんぞ。



刑法で裁いてやる。



五条「君さ、あれ見える?」



そう言って変な目隠し野郎は宙を指さした。



『なんですか。空ですか。』



五条「じゃなくってさ、ほらあれだよ」



あれってなんだよ。ちゃんと話せよ〜。



『いやだからよく晴れた空しか見えませんってば』



五条「んーそっかー」



さっきから何言ってのこの人。何もないとこ指さして。



頭大丈夫?本格的に警察に差し出したほうがいい?いや、精神科か?



『あの、さっきから大丈夫ですか?』



五条「うん。とりあえずさ、








東京来てくんない?」



本当に誘拐犯になる気か…?



『いやついていきませんけど。』



五条「別に怪しい者じゃないし、


ね、少しだけ、先っちょだけでいいからさ」



もっと他の言い方なかったのか…なんか卑.猥とも取れる表現だな、おい



『出会った瞬間から見た目も言動も怪しい人が何を言うか。それにお母さんに知らない人についていっちゃダメよって言われてるんで。』



五条「五条悟。高専教師でぇす。これで知り合いだね。さ、行こうか。」



語尾に星が付く勢いで自己紹介された。



こんな教師がいてたまるか。



『絶対行きまs…』



そう言い終わる前に額に指を当てられ気絶させられた。

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作者名:藍音 | 作成日時:2021年1月9日 3時

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