今度こそ就寝 ページ43
賢二郎くんのベットから降りようとした僕は
「や、...いくな、A...」
という彼の消え入りそうな声に思わず身体を止めた。
「けんじろうくん...?」
最後の最後で起こしてしまったかと一瞬思うが、それにしては声音に違和感があることがひっかかり、僕はゆっくり彼のほうを振り返った。
...すー、...すー、
少し眉根にしわが寄っていて不安そうな表情をしているものの、彼は落ち着いた寝息を立てていた。
どうやら寝言だったらしい。
僕は寝ている彼を安心させるために頭を何度か撫でる。
しばらくして彼の表情が少し和らいだのを見て、
「おやすみ、賢二郎くん」
とささやき、今度こそいとこのベットを降りて、自分のベットにもぐりこんだ。
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幸也(プロフ) - 紅架さん» 返信も更新も大変遅くなりごめんなさい!好みと言って頂けて嬉しいですありがとうございます(泣) (2019年5月31日 22時) (レス) id: 4f8fc43920 (このIDを非表示/違反報告)
紅架 - この作品すごく好みです! 頑張ってください\(°∀°\) (2017年6月26日 1時) (レス) id: 04146746f4 (このIDを非表示/違反報告)
幸也(プロフ) - 緋月さん» ありがとうございます!!色々終わったので更新頑張ります!!! (2017年4月12日 21時) (レス) id: 4f8fc43920 (このIDを非表示/違反報告)
緋月 - 面白いです!!頑張って下さい! (2017年4月10日 0時) (レス) id: c3e7bf6345 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:幸也 | 作成日時:2017年2月28日 21時