リラックス ページ20
部屋に戻っても呼び方の話は続いた。
「…じゃ、同級生のことはぼくが名前呼びにして、賢二郎くんが名字ってことでいい？川西くん以外。」
「ん。」
乾ききってない髪の毛をいじりながら口を開かずに返事をした賢二郎くん。
そして賢二郎くん同様若干髪が濡れたままで
「次は先輩だなー。さすがに入部してすぐ、若利さん！とか言えねーだろ。なぁ、白布。」
いつもはちょっとツンツンしてる髪が大人しくなり、パッと見誰かわからない川西くん。
「うん。俺は牛島さんって呼ぶから。A、譲って。」
「りょーかーーい」
ぼくの髪の毛は二人より濡れてる。
「じゃあ先輩方もぼくが名前呼びってことで〜」
毛先から肩に水滴がポタポタと垂れていく。
…そろそろ乾かさないとなー
そう思いつつ賢二郎くんのベッドの上に月バリを見つけてしまい、自然と手が伸びる。
そのまま床に座りベッドに寄りかかって読み始めると、川西くんはスマホを取りだしてごろんと寝転がり
「……俺眠くなってきた…」
と呟いた。
すっかりリラックスモードの川西くんに
「頼むからそこで寝るのはやめろよ。寝てもお前の部屋まで運んだりしないからな。」
と忠告した賢二郎くんは、自分のベッドに座ってぼくの読んでる月バリを後ろから覗きこんだ。
「うぃ〜」
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幸也(プロフ) - 紅架さん» 返信も更新も大変遅くなりごめんなさい！好みと言って頂けて嬉しいですありがとうございます(泣) (2019年5月31日 22時) (
レス) id: 4f8fc43920 (このIDを非表示/違反報告)
紅架 - この作品すごく好みです！ 頑張ってください\(°∀°\) (2017年6月26日 1時) (レス) id: 04146746f4 (このIDを非表示/違反報告)
幸也(プロフ) - 緋月さん» ありがとうございます！！色々終わったので更新頑張ります！！！ (2017年4月12日 21時) (レス) id: 4f8fc43920 (このIDを非表示/違反報告)
緋月 - 面白いです!！頑張って下さい！ (2017年4月10日 0時) (レス) id: c3e7bf6345 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸也 | 作成日時：2017年2月28日 21時
