第21話 ページ23
菅「取り敢えず手当てした方がいいべ」
菅原さんはそう言って清水さんを呼んだ。
清「…何してたの」
あ「壁殴ってました」
「「「何で!!?;;」」」
息ピッタリだな。
あ「あの、清水さん…？手当ていいです。血ィ付いちゃ悪いんで自分でやります」
及「やだイケメン！てかどうやって手当てするの？片手使えないでしょ？」
あ「このくらい片手でできます」
俺は髪を拭いたタオルで血を拭き取ると、清水さんから包帯を受け取って巻いていった。
あ「岩泉さん、すいません。明日にでも代わりの新しいタオル持ってきますんで」
岩「いや、そこまでしなくても…」
遠慮しなくていいのに。
あ「俺の気が済まないので、そうさせて下さい」
そう言うと岩泉さんは了承してくれた。
話の分かる人で良かった。
武「みんな！あんまり遅いと教頭先生に怒られちゃうから早く戻るよ〜！」
武田先生の声が響く。
武「あ、九条くん！ゴメンね、僕達の都合でわざわざ来てもらって…」
あ「別に…もう終わったことですから。あ、代わりと言ったら何ですけど、今後一切俺をバレー部に勧誘しないで下さいね」
「「「......」」」
俺のせいとはいえ、こういう空気嫌だな。
あ「…戻りましょう」
その言葉を合図に俺達は挨拶を済ませバスに戻った。
及川さんが宣戦布告みたいなのしてきたけど。
そんな中、急に澤村さんが笑いを溢した。
澤「…確かにIH予選まで時間は無い。……けど、そろそろ戻ってくる頃なんだ」
戻ってくる…？
澤「烏野の…"守護神"」
…守護神、か。
.
.
翌日、放課後＿＿＿
俺は暇潰しで図書室でずっと本を読んでいた。
あ「ここらも読んだしな…」
「あ、ちょっと君！お願いがあるんだけど」
帰ろうとした所で先生に捕まった。
あ「…ご用件は」
「これを武田先生に届けて欲しいんだ。きっと第二体育館に居ると思うから」
あ「…分かりました」
プリントを受け取り体育館へ足を運ぶ。
あ「失礼します」
？「…A？」
あ「え…西谷さん…？」
マジで烏野だったのか。
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おれんじ(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても面白かったです！ (2016年7月23日 20時) (
レス) id: 249793c7a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおきゃらめーるん - この小説凄くいいです！あ…あと、すみません…イメ画が見れないデス…すみません…あ、更新頑張ってください…！ (2015年11月6日 0時) (レス) id: 05c8f163db (このIDを非表示/違反報告)
minori♪(プロフ) - この小説最高です(*´∀｀*)ツッキーカッコイイ！これからも頑張って下さい♪楽しみにしています (2015年9月16日 19時) (レス) id: fc9269d5d6 (このIDを非表示/違反報告)
月葉(プロフ) - やばい感動！！そして安定のツッキーイケメン！！！最高です！頑張ってください！！ (2015年8月17日 20時) (レス) id: 1e1c7e4592 (このIDを非表示/違反報告)
るる丸。 - いいですね、更新頑張ってくださいね！ (2015年7月19日 4時) (レス) id: 623f1b6ad6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*雛菊* | 作成日時：2014年12月22日 0時
