【ハイキュー!!】先輩。俺、弟じゃないんで【国見英】Part2

コーチ * ページ10

あれから急いで部活に戻った。


大地先輩に怒られる...と思ってたけど、僕の顔を見た瞬間、何かを察したように今日は許すと言ってくれた。


もしかして顔に出てる...？


あ「まぁいいや」


今は部活に集中しよう。


あ「夕くん、ストレッチ手伝うよ」

柔軟をしていた夕くんに声を掛ける。


西「まじスか！じゃあお願いしますッ！」

うん、分かったからそんなにキラキラした目で見ないで。


田「ノヤっさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!

抜け駆けは禁止だァァァァァァァァァ!!!!!」


あ「龍くん煩い」

二人揃うと尚更煩いな...。


田「そういやノヤっさん、こっち来れない間の
『特訓』って、何やってたんだ？」


え、夕くん特訓のこと言ったの？


西「んー、主にブロックフォローだな。ブロックされたボールを拾いまくる特訓！

Aさんにも教えてもらってた！

まだなかなか上手くできねえんだけど、ブロックフォローがちゃんとできれば、お前らももっと安心してスパイク打てるだろ」



夕くん、また青アザ増えてる。

田「ノヤっさん、あんたマジカッチョイイ奴っ」

西「何泣いてんだお前!?」



龍くんの事はよく理解できないや。←



ｶﾞﾗﾗｯ

武「おつかれさまーっ」

澤「！集ごー...えっ!?」


どうしたんだろ？

僕も武田先生の方を見ると、そこには＿＿...


武「紹介します！今日からコーチをお願いする

烏養君です！」

烏「＿＿＿...」


あ「繋心さん！来てくれたんですね!!」

僕がそう言うと、皆が一斉にこっちを見た。


烏「おう。Aに頼まれちゃ、な。

だが、音駒との試合までだからな？」


音駒との試合までか...。

猫又監督、上手く繋心さんを挑発してくれないかな...。


烏「時間無えんだ。さっさとやるぞ！

お前らがどんな感じか見てえから6時半から試合な！

相手はもう呼んである！」


準備が早いですね...。


澤「えっ!?相手!?」

烏「烏野町内会チームだ」



ん？
そんなのあったっけ？






烏「...くっそ〜

やっぱ平日のこの時間に全員は無理か...」


あ「ヒロ兄呼びましょうか？」

烏「アイツが来たら実力が分かんねえよ！」

あ「冗談ですよ。流石に医者の仕事は邪魔できないです」


あれでも忙しいしな、あの人。←



烏「よーし、そろそろ始めるぞー!!」


夕くんは町内会チームのリベロとして入ることになった。


日「あっ、アサヒさんだっ!!!」

田菅「!!」


旭先輩...？

日「アサヒさんっ」

田「旭さあーん!!?」

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