【ハイキュー!!】先輩。俺、弟じゃないんで【国見英】Part2

約束 * ページ46

(試合飛ばします。←)



音駒に先に2セット取られ、烏野は負けた。


翔陽くんの「もう一回」の言葉で何度も試合をしたけど、全敗。



今は片付けの時間。





あ「やっぱり強いなぁ...」


ボールを落とした方が負ける。

まさにその通り。




あ「最後に研磨が飛び込んでレシーブしたのには驚いたけど」



孤「A...おれが何？」



あ「!!?

...研磨か」



急に出てくるからビックリした。




あ「お疲れ様、研磨。

すごい上手くなってたね！さすが音駒の"脳"」



孤「ちょ、それヤメテ...。

Aもお疲れ様」



黒「おいおい、俺を置いて何話してんだよ」



孤あ「あ、クロ」



黒「「居たの？」みたいな反応やめよ!!?」





なんか...徹先輩2号みたい。←





あ「ごめんごめんww


それよりも...」



黒「一人時間差、出来るようになってたろ？」




あの約束、クロも覚えてたんだ...。



あ「完璧でした。

Ａの後に入れてくる辺り、クロらしいよ」







孤「おれもすごい練習したんだよ...？」





首を傾げて上目遣いで僕を見る研磨。



あ「相変わらず可愛いなぁ！

よくできました！」





そう言って頭を撫でると、研磨は黙り込んだ。


嫌だったかな...？




孤「これ...懐かしい」



研磨はふわっと笑った。




あ「ふふ...そうだね」






黒「それで、Aは？」


あ「...！」









.









.









黒『ならAは、高校生くらいには男子と同じコートに立てるようになれよ！』


孤あ『...は？』


黒『だからAは日本のバレーボール協会？

そんなのあんのか...？

まぁ、そこに男子とバレーするの認められるぐらいの選手になるんだ！』


あ『ちょっと待って。僕だけハードル高すぎない？』


黒『Aなら大丈夫だ！』


孤『その自信どこから来るの...』


黒『三人で同じコートに立つって約束したろ』


あ『そうだけど...』


孤『でも...おれもAにトス上げたい』


黒『え、俺は？』


孤『クロはついで』


黒『酷くね!!?』


あ『ぷっ...

上等！やってやろーじゃんっ！』









.









.









.









あ「...ごめん。

約束、守れなかった」




黒「そんなのいいんだよ。

バレーできねぇ理由、あるんだろ？」






なんで





孤「...二年前スポーツニュースで言ってた。









『白銀の堕天使、地に堕ちる』...って。


これ、Aの事でしょ？」








それを知ってるの。

白銀の堕天使 * 菅原side→←一人時間差 *

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