【ハイキュー!!】先輩。俺、弟じゃないんで【国見英】Part2

通れない * ページ5

大「これが直井の連絡先だ」


直井さんの連絡先を教えてもらった。

家に帰ったら電話しないとね。


あ「ありがとう。じゃあ僕帰るね？」


大「アホか。危ねぇって言ったろ！

ほら、送ってやるから車乗れ」


心配性だな...。

あ「別に大丈夫なんだけど...」

大「とか言いつつ小6の時、変なヤツに連れてかれそうになって幼なじみに助けてもらってたのどこの誰だっけな」

あ「ゴメンナサイヒロトニイサン」


それは黒歴史だよ。←

あ「お願いします...」


僕はしぶしぶ了承した。




約10分後＿＿＿


あ「ありがとう、ヒロ兄」

大「おう。あ、そうだA」


なーに？と返事する。

大「そろそろ検査来いよ？」

あ「あー、もう？

分かった。近い内に行くね」


検査...

少しずつだけど、僕の足は良くなってきてる。


大「じゃあな。気を付けろよ」


僕の頭を軽く撫でて、ヒロ兄は帰っていった。




あ「よし、電話だ！」

僕はさっきヒロ兄に教えてもらった番号にかけた。





〜次の日〜


僕は今、3年3組に向かおうとしています


...が。


男1「あの子Aちゃんじゃね？」

男2「2年で一番可愛いって噂の!?」


あ「いや、あの...」


男3「可愛いってより美人じゃん！」

男4「ねぇAちゃん！放課後空いてる!?」


あ「すいません、通して...」


男5「男バスのマネやってよ〜！」

男6「えっ、マネやってんの!!?」

男7「男バレのマネだってよ」



通れない...！


どうしたものかと悩んでいると



日「あれっ!?A先輩だ！」

影「は？」


そう言って翔陽くんが駆け寄ってきた。

続けて飛雄くんも走って来る。



二人とも、良い所に来てくれた！


影「相変わらずッスね」

あ「あはは...」

そう言えば中学の時も今みたいに囲まれてたっけ。


日「A先輩、なんで3年の所に居るんですか？」


それは僕も君達に聞きたい。

あ「旭先輩に用があって...」


日影「旭さん!!?」


あ「ど、どうしたの？」

日「実はおれ達も旭さんに用があって！」

影「旭さんって、3組ですよね？」


この二人も...？

もしかして僕と同じ用件だったりするのかな？


あ「うん、旭先輩は3組だよ。

せっかくだから三人で行こうか」


僕がそう言うと、飛雄くんが僕の近くにいた先輩(男子)に話しかけた。


影「そッスね...。

スンマセン。俺ら3組の人に用あるんで、通してもらっていいッスか」

男「ヒィッ;;」


飛雄くん...
素晴らしい威圧感です。←

目が怖いよ。

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