【ハイキュー!!】先輩。俺、弟じゃないんで【国見英】Part2

平熱 * ページ28

烏「お前...本当に来て大丈夫だったのか...？」



そう問い掛けてくる繋心さん。




あ「大丈夫です...。


いや、大丈夫じゃなくても来てますよ。

潔子先輩一人に大量の仕事をやらせるワケにはいきませんから...」






そんな会話をする僕達を余所に、翔陽くんは騒いでいた。





影「お前ちょっと落ち着け」


日「だって!!合宿って初めてだしっ」




だからそんなにハイテンションなんだね...。




月「1日中むさ苦しい連中と顔つき合わして何が楽しいのさ」



そんな蛍くんの言葉に二人が素早く反応した。


田西「おい月島てめえ！

半径500m以内にAさんと潔子さんが居る空間はむさ苦しくねえんだよ!!」





...潔子先輩なら分かるけど、なんで僕も？



菅「清水は家近いから、用事終わったら帰っちゃうよ？

いつもそうじゃん」



田西「..................ハッ！

そうだ、Aさんは!!!??」




急にバッと僕を見る二人。


荷物持ってないことから察してくれなかったの？




あ「僕も帰るけど...？」



この一言で、龍くんと夕くんは屍のようになってしまった。







今日の仕事を終わらせ、イスに座っていると大地先輩に声を掛けられた。





澤「A、歩いて帰るつもりか？」



あ「...？そうですよ？」



それ以外にどうやって帰るんですか？




菅「熱があるのに...？」


あ「え...？はい...」




清「Aちゃん...熱計ってみて」



そう言って体温計を差し出してくる潔子先輩。


その体温計、一体どこから...？





とりあえず言われた通りに熱を計る。



数分後＿＿＿



ﾋﾟﾋﾟｯ



あ「......」



僕は体温を見ると、無言でケースに戻そうとした

...けど



ﾋｮｲｯ



さらっと孝支先輩に取られた。





菅「......A？」


あ「...ナンデショウ」


菅「体温...見たよな？((ﾆｯｺﾘ」


あ「ミマシタヨ。ヘイネツデシタネ...」


菅「^^」





僕は孝支先輩の(黒い)笑顔に耐えきれなくなり、大地先輩に声を掛けた。




あ「大地先輩。僕、平熱でs「大地ー、これ見てみ？」...Oh...←」



孝支先輩は大地先輩に体温計を見せた。





澤「38.6...!?

A、これのどこが平熱なのかな？^^」





あ「...ゴメンナサイ。

正直、頭がクラクラしてます。



でも、荷物持ってきてないので帰らないと...」





そう言って立ち上がった瞬間＿＿＿





あ「...ッ!!?」









僕の視界がグラッと揺れて、真っ暗になった。

服 * 菅原side→←名前で *

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