過保護ないとこ * ページ3
あ「武田先生!」
武「雪那さん。どうしたんですか?」
あ「えっと...指導者の事で...」
僕がそう言うと、武田先生は軽く頷いた。
あ「指導者の方なんですが...烏養繋心さんをご存知ですか?」
武「知ってるも何も...僕が頼み込んでるのは、その烏養君ですよ!」
あ「え、そうなんですか!?
実は僕の言ってた指導者のアテも繋心さんなんです!」
凄い偶然...。
あ「で、OKは貰えましたか?」
すると武田先生は静かに首を横に振った。
やっぱり繋心さんは一筋縄じゃいかないか...。
あ「...僕に提案があります」
繋心さんを釣るには、この方法が一番確実。
あ「烏野の好敵手であり、東京の古豪...
音駒高校と練習試合を組みましょう」
武「音駒高校...ですか?」
あ「はい。
できる限りの事はしますが、生徒の僕では力不足です。先生も一緒に頼んで下されば、可能性は格段に上がるでしょう」
武田先生は少し考えて...
武「分かりました。音駒高校ですね!」
早速、連絡先を調べて電話すると言ってくれた。
これで繋心さんはなんとかなる...はず。
あ「ヒロ兄の家に寄るのだるい...」
今のマンションよりまだ向こうだし。
でも、たまには会いに行かないと後々面倒な事になるし...。
あ「仕方ない...頑張りますか!」
そう言って、僕はヒロ兄の家に向かった。
2時間後___
あ「着いた...!」
確か今日はヒロ兄帰るの早い日だよね。
曖昧な記憶を辿りながらもインターホンを押す。
大「ハイ、どちら様で___って、Aじゃねぇか!」
あ「久しぶり、ヒロ兄」
この人、ヒロ兄こと東雲大翔(シノノメヒロト)。
僕のいとこのお兄さんです
...って、誰に説明してるんだ僕は。←
大「どうした?こんな時間に」
あ「用があったから来た」
僕は基本、ヒロ兄にはドライ。←
嫌いなワケじゃないよ?
むしろ好きだよ??
ただ...
大「用があったからって...一人で来たのか?
今何時か分かってんのか!!?
こんなに暗いのに危ねぇだろ!不審者とかになんかされたらどうすんだ!?
英や一ぐらい護衛に付けて来いよ!
危ねぇだろ!!」
過保護すぎるところが少しばかり鬱陶しい。
護衛って何?どこのお嬢様だよ。←
あ「2回も同じ事言わなくていいよ。英や一先輩に頼むのは申し訳ないでしょ?
学校だって違うし...
と言うか、お願いだから本題に入らせて」
それから用件を簡単に話した。
大「直井の連絡先か...ちょっと待ってろ」
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*雛菊*(プロフ) - まっ赤な死兎さん» 仲間ですね!僕も国見ちゃん大好きです♪ストーリー的に今は国見ちゃん出せないとこなんですけど、これからも宜しくお願いします! (2015年2月2日 16時) (レス) id: 986e610f5f (このIDを非表示/違反報告)
まっ赤な死兎 - 私国見ちゃん大好きなんです。(o^^o)だから楽しく読ませてもらってます。更新頑張ってください。 (2015年2月2日 0時) (レス) id: 1013d42cb6 (このIDを非表示/違反報告)
*雛菊*(プロフ) - くにみん☆さん» ですよね(^_^;)町内会チームとの試合が終わったので、そろそろ無理矢理にでも出そうと思いますwwありがとうございます! (2014年12月13日 12時) (レス) id: 986e610f5f (このIDを非表示/違反報告)
くにみん☆ - 国見ちゃん空気ですねwww更新がんばってください (2014年12月13日 12時) (レス) id: 6cca70617b (このIDを非表示/違反報告)
*雛菊*(プロフ) - 心葉さん» そうなの?wありがとー!頑張って書くぜ(`・ω・)+ (2014年11月26日 20時) (レス) id: 986e610f5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*雛菊* | 作成日時:2014年11月24日 15時