【ハイキュー!!】先輩。俺、弟じゃないんで【国見英】Part2

一ヶ月前 * ページ11

東「ゲッ！またコイツ...」

今聞こえたのは確かに旭先輩の声で。


東「あっ、おっ、俺はっ、そのっ」


烏「なんだ遅刻かナメテんのか！ポジションどこだ!!」

東「あっ、えっ、ＷＳ...」

烏「人足んねえんだ！さっさとアップとってこっち入れ、すぐ！」


繋心さん、それ強制ですよね...。



でも旭先輩は体育館に入ってきた。

シューズも持っていた。



あ「やっぱりバレー好きなんじゃないですか」

僕はそう呟いた。



烏「あとはセッターか...。俺やりてえけど外から見てなきゃだしな...

お前らの方から一人セッター貸してくれ」


繋心さんがそう言うと、静かに孝支先輩が前に出た。


影「...俺に譲るとかじゃないですよね」

菅「.........」

影「菅原さんが退いて俺が繰り上げ...みたいなの

ゴメンですよ」



菅「...俺は...影山が入って来て...

正セッター争いしてやるって思う反面どっかで


.....ほっとしてた気がする」


セッターはチームの攻撃の"軸"...

一番頑丈じゃなくちゃいけない。


でも孝支先輩は、トスを上げることに...恐怖を持っていた。



菅「俺のトスでまた、スパイカーが何度もブロックに捕まるのが恐くて、圧倒的な実力の影山の陰に隠れて...


...安心...してたんだ...！


...スパイクがブロックに捕まる瞬間考えると

今も恐い。けど



もう一回、俺にトス上げさせてくれ、旭」



東「！」





菅「...だから、俺はこっちに入るよ、影山」

影「！」

菅「負けないからな」

影「俺もっス」



この試合で...何かが変われば良いんだけど。


菅「西谷、ナイスレシーブ頼むよ！」

西「当然っス」



僕はチラッと旭先輩を見る。


東「.........」









約一ヶ月前＿＿3月




澤「！フェイントだ！前!!」

田「ナイスノヤっさん！」

菅あ「「西谷／夕くんナイス！」」



ﾓﾌﾞ「すっげーよな、あのリベロ」

ﾓﾌﾞ「うん...すげえレベル高い...



けど...攻撃がなあ」




東「＿＿＿＿...」

菅「オーライ！」


東「............」

西「旭さん!?」

菅「旭...？」



あ「!!大地先輩っ！」

澤「!!スガ！ライト!!」

菅「！だ、大地!!」


ﾄﾞﾄﾞｯ

澤「＿＿＿!!」


ﾋﾟｯ...ﾋﾟﾋﾟｰｯ!!









あ「...すみません...全然、いいアドバイス
できなくて...ッ」

全「「「.........」」」


西「くそっ


ブロックのフォロー...
全然できなかった......!!」


東「＿＿＿...!!?

なんでだ!!」


西あ「!?」

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