好きだよ、痛いくらい。【×in】

嫌よ嫌よも好きのうち？【ym×in】※激裏 ページ11

山田side



「伊野尾ちゃ〜ん？」

「……なに。」



最近、恋人の伊野尾ちゃんが俺に冷たい。

『俺ってば何かした！？』と考えてはみたものの思い当たる節が１つもなく
かと言ってこのまま何もしないなんて絶対エースの名が廃る！！



しかも、そういう事だってここ最近してないわけで……。



「……俺だって溜まるもんは溜まるし。」



可愛い彼女がすぐそこに居るのに1人で抜くなんて虚しい事したくない！



________なんとか……しなければ……！！



という事で伊野尾ちゃんの機嫌を直そう大作戦がスタートしたわけだが、




「伊野尾ちゃん今日ごは、」

「……ごめん、無理。」




なかなか、捕まらない。




ああ〜！！もう限界！！涼介の涼介が今にも暴れだしそう〜！！！！！！

今すぐ伊野尾ちゃんの中に突っ込んで掻き回したい！『やだやだっ……！！』って泣きわめく伊野尾ちゃんを押さえつけて連続イキからの潮 吹きさせたい〜〜！！そういや今回のカレンダーで思い切り見せつけてたあの二の腕……、二の腕！！！！！！あ〜、ぶっかけてぇ〜〜！！白い二の腕に白い液体！！これは一生のおかず決定だ！それから二の腕じっくりはむはむして更なる性 感帯に調教してやる！！




そんな事を考えていた矢先、ある事件が発生した。




「みんな〜！！〇〇さんから差し入れにクレープ貰ったよ〜！！」


人数分のクレープを抱えながら軽い足取りで楽屋に入ってきたゆーてぃー。
ご存知の通り甘いものに目がない俺と、俺の趣味に付き合ってたお陰でかなりの甘党になった伊野尾ちゃんはまぁ大喜び。

________ 大口を開けてかぶりついた。





「っんわ……ふぁ、」





________直後、目の前から聞こえる少し焦りを含んだ声。





俺は若干 『見てはいけない』 と感じつつ、

……本能には逆らえず視線をあげた。




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