友達っていいな ページ47
(手応えはバッチリだ！これは行けた！絶対行けた！)
テスト終了後、僕はルンルンだった
確かな手応えと実感
それらが僕を満たしていく
飛行術のテストは少し不安なところもあるけれど、技術点は満点のはずだ
易易と超えられる点数にはなっていないはず
勝った……！
僕は勢いよく立ち上がり教室を出た
「あ、おいラドル！」
「ジャック！今日は先帰ってて！僕はテスト勉強から開放された自由を楽しむからー！」
「ちょ、待てって！」
ジャックの声を背に受けながら僕は廊下を走り抜け、階段を駆け上がり屋上の扉を開けた
足早に廊下を歩き、階段を降りている時だった。
「あ、ラドルじゃねーか！」
「あ、グリム！皆も！」
踊り場にていつもの四人とはちあった
「久しぶり！テストどうだった？」
ユウの言葉に僕は胸を張って答えた
「フフ……全問正解の自信があるよ！」
「おお！？マジかよ！流石ラドルだな！」
「当たり前だろー？俺らと違ってラドルは寝る間も惜しんで勉強三昧だったんだから。それに比べてデュースくんは毎日グースカ気持ちよさそーに参考書枕にして寝てたよなぁ？」
「んなっ！それはお前もだろ！？」
「俺は要領が良いからいいんですー！」
「エースてめぇ……！表出ろやこらぁ！」
「きゃー！ラドルくん助けてーん！」
「私闘はだめだよデュース。優等生になりたいなら校則遵守は基本だろう？」
「ぐ……！むぅ……」
「その代わり実技の試験でボコボコにしてやるといい。」
「ラドル！？！？」
「なるほど！」
「ちょっとラドル！こいつ本気にしちゃうぢゃんっ！」
「え、僕至極真面目に答えたつもりなのだけど……」
「この学園真面目ぶってるやつ程危険じゃなぁい！？」
ギャーギャー騒ぐ二人に囲まれて僕は心の底から楽しんでいた
友達っていいな……暖かくて嬉しくて楽しいや！
「あはは！二人とも落ち着いてよ！」
ユウが笑顔で間に入る
彼女も随分とここに慣れてきたようだ
最初は少し過保護気味にするくらい心配してたけど、いらぬ心配だったかな……？
微笑ましく思っているとグリムが高らかに言った
「そうだゾ！オレ様が一位になるに決まってんだ！早く帰るんだゾー！」
「フフ、今回のテスト結構難しかったのに随分な自信だね？何か特別な勉強でもしたの？」
「べっつにぃ〜？ラドルには秘密なんだゾ！」
そう言って笑うグリム
「あ、それなら俺も自信あるな〜。」
「俺もだ！今回はそれはもう物凄く！歴代最高点が取れそうなんだ！」
「……え？」
僕は思わず固まった
今回のテストはかなり難しかった
それなのに……？
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リゼ - またたびはまたさん» 続きをお恵みください！お願いします！ (2022年9月7日 15時) (
レス) id: d9fc6c506c (このIDを非表示/違反報告)
リゼ - 続きをお恵みください！お願いします！ (2022年7月27日 8時) (レス) @page35 id: d9fc6c506c (このIDを非表示/違反報告)
あんかけうどん(プロフ) - またたびはまたさん» ありがとうございます！励みに頑張りますね！ (2022年6月14日 19時) (レス) id: 8768b9e08b (このIDを非表示/違反報告)
またたびはまた(プロフ) - 3枚目失礼します！これからも更新頑張ってください！ http://uranai.nosv.org/img/user/data/a/b/0/ab06fd1e3d0ca81260806a2186d7b3da.jpg (2022年6月14日 17時) (レス) id: 0846684c6a (このIDを非表示/違反報告)
またたびはまた(プロフ) - イラストかけました！文字数制限があるので2,3回に分けてコメントさせていただきます！ http://uranai.nosv.org/img/user/data/b/6/1/b6176f6e6f230704bddd05aed4a79b3a.png http://uranai.nosv.org/img/user/data/3/6/e/36e1f1aab5fa3f7ed26476f53b74cfb3.jpg (2022年6月14日 17時) (レス) @page33 id: 0846684c6a (このIDを非表示/違反報告)
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