スターローグ ページ2
「あっアズール氏！こやつもしやオタクに優しい眼鏡陽キャでは！？絶滅危惧種だと思ってたのに！」
「はぁ？何訳わからない事言ってるんですか？ラドルさんは男ですよ。」
「いやそうなんだけど！そういうんじゃなくて！……ってかラドル氏、僕の事気持ち悪いとか思わない訳？それにファミリーネームも知ってるなら……その、悪い噂とか……あーやっぱり言わないでー！」
「？別におうちの事は別になんとも。それより、見てください！本当はご本人様に直接お見せしたかったんですけど……はい！」
「……ホワッツ！？」
僕の出した物にイデア寮長が驚愕の声をあげる
よしよし、履修したかいがあったなぁ
「ま、まま待たれよ、ちょっと待たれよラドル氏？こ、これはまさか……まさかのあれです！？」
「はい！スターローグ戦艦をモチーフにした名付けてスターローグカップケーキ！アイシングクッキーで精巧に作り上げた戦艦と夜闇色のホイップクリーム、アラザンとカラースプレーによる星々の輝きと儚さをイメージしてみました！」
「ほあぁぁぁちょい待ちちょい待ちオルト送る！オルト送るからぁ！」
数十秒後、何やらとんでもないものが目の前に飛び込んできた
「こんにちは、アズール・アーシェングロットさん！こっちは初めましてだね！ラドル・B・オークスさん！僕はオルト・シュラウドって言うんだ。」
なんとアンドロイド
子供の頃周りが見てたアニメだけの存在だと思ってたのに！
「わー、凄い！アンドロイドだ！初めて見たなぁ……！造りが繊細でとってもいい！もしかしてイデア寮長が？だとしたらカッコいいなぁ……！」
「そうそう！兄さんは凄いんだ！今日は名前と顔だけでも覚えといて欲しいなぁ。早速だけど急ぎでそのカップケーキを預かるね。」
「あ、うん。はいこれ。」
僕はオルトにカップケーキを手渡した
箱に入れられたそれは鋼鉄製で頑丈そうだ
にしても……
前世の奴等見てるかー！？
僕の目の前に本物の人工知能搭載ロボがいるぞー！
羨ましいだろー！？
……やめよう、不毛だ
頭を振って興奮を納めて僕はオルトを見送った
そしてその数十秒後イデア寮長の興奮じみた声がタブレットから聞こえてきた
「ぅおおぉう。画面越しでもわかってたけど実物最高ですな！てかラドル氏スターローグ履修済みで！？」
「イデア寮長がお好きと耳に挟んだもので僕も参考がてら履修しまして……そしてら結構面白くて、特に敵がカッコいいのなんのって！あの黒尽くめの親玉がまさか……！？の展開で！グラフィックも当時最先端で操作性もよくて……！正にゲーム界の金字塔！」
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あんかけうどん(プロフ) - おぞうにさんさん» ありがとうございます！そのお言葉だけで報われます！これからもがんばります (2022年2月8日 0時) (
レス) id: c40c888944 (このIDを非表示/違反報告)
おぞうにさん(プロフ) - はじめまして、！！とっても面白くて、時間も忘れて一気に読んでしまいました、、！！これからも更新頑張ってください！！ (2022年2月8日 0時) (レス) @page49 id: 7bfb9453e4 (このIDを非表示/違反報告)
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