切実に眠たい ページ43
「という事があって今僕は死ぬほど疲れてます。」
「その……大変、だったな。」
教室の席の隣で背中を擦ってくれるジャック
あ"ー癒しだ……
本当今年こそは同じクラスになれてよかった
ミドルスクールの時三年連続でクラスが別だったのは最早何かの陰謀だったと思っている
委員長かな……目付き悪かったし
まぁともかくとして僕は一年B組となった
「はぁ〜友達できないかな……一応お菓子も持ってきたんだけど。」
「おまっ、まだ諦めてなかったのか……」
「ちょっとそれどういう意味ジャック！」
ジャックはため息をつくと言った
「エレメンタリー、ミドルときてあれだけ酷い目にあったのにまだ諦めてないのかと思うと……ちょっとな。」
「むぅ……でも簡単にはさ、夢なんて諦めきれないよ。人前で言うのめちゃくちゃ恥ずかしいけどさ。」
「へぇ、どんな夢だ？」
「誰にも言わない？」
「魂にかけて。」
「わかった。じゃあ耳貸して。」
僕はジャックの耳元で囁いた
「一番になって、人気者になりたい。」
「ブッ！？」
「あ！？ちょ、何！？笑った！？笑ったの！？」
「いや違う！そうじゃなく……」
「何さ幼稚だっての！？でもいいじゃん。正直周りにチヤホヤされてるヴィルさんが羨ましいよ。いや勿論本人の努力が根底にあるのは十二分にわかってる！でもそれならなんで自分は！……って思うんだよね。……まぁでも今こんなだし朝はやらかすしもうやだ。いっそ殺せ。」
「元気出せって。」
机に突っ伏す僕をジャックは慰めてくれている
今度プロテインプレゼントしよ……
まぁそんなこんなでほぼオリエンテーションでかつ午前終わりの授業は終わった
「ふー！よーし寝るぞ〜！」
「おう、しっかり休めよ。俺はこっちだから、じゃあまた明日な。」
「うん！またねー！」
ようやく寝れると僕は上機嫌になっていた
なのに……
ーーーーー
「どおじで……」
僕は今ドワーフ鉱山にいます
何でかって？
ユウと三馬鹿に呼び止められて心配だからついてきてとか言われたんだよもう不機嫌になっていいよねこれ！
「おいなんでこいつ連れてきたんだよ！俺さっき痛い目にあったんですけど！？」
僕だってさっさと帰りたいっつの
眼鏡をかけているので極力エースの顔を見ないようにしながら僕は話す
「僕は朝四時から起きてて今日はもうぐっすりしようと思ってたのを君達に呼ばれて不機嫌なんだけど？ねぇ？」
「ご、ごめんね……」
「いやユウは悪くないよ。悪いのはこの3馬鹿。」
「「バカ言うな！」」
二人と一匹の綺麗なハーモニーが奏でられた
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あんかけうどん(プロフ) - あんぱんさん» ありがとうございます！ (9月14日 22時) (
レス) id: 8768b9e08b (このIDを非表示/違反報告)
あんぱん - ランドール好きなのでうれしいです！ 面白かったです！ (9月14日 22時) (レス) @page28 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)
あんかけうどん(プロフ) - 竜の騎士さん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2021年12月10日 17時) (レス) id: 91a4551153 (このIDを非表示/違反報告)
竜の騎士 - はじめまして。最初から読んでみましたが、とても面白くてすぐにハマりました！更新楽しみにしています！ (2021年12月10日 13時) (レス) id: 796a1a3707 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんかけうどん | 作成日時：2021年11月25日 4時
