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謎の怪物 ページ47

ドロリとした体に瓶の頭
その瓶には黒い液体がつまっている
そしておぞましい魔力で溢れていた

「イジハ……オデノモノダア!」

そう言いながら咆哮をあげる化け物

「「で、出たあ!!!」」

僕含め全員がビビった
何あれ怖い
殺意が凄まじくて生命の危機を感じる

「何だあのヤバイの!?」

「ぶなあ!!あんなの居るなんて聞いてねーんだゾ!! はよ逃げろ!」

「めっちゃエグい!でもアイツ石がどうとか言ってなかった!?」

「えぇっ!?」

よくよく声を聞いてみると確かに言っている
それにあの姿……まさか採掘現場で働いていた?
いや、あんな化け物が働いているなんて記述はなかった筈だ……

「やっぱりここに魔法石はまだあるんだ!」

デュースが言う

「む、むりむり! いくらオレ様が天才でもあんなのに勝てっこねぇんだゾ!」

「だが魔法石を持ち帰れなければ退学……僕は行く!」

そう言って駆け出すデュース

「ちょ、向こう見ずに!相手は未知数なんだよ!?」

「冗談でしょ!?ちょっとラドル!何とかしろよ!

「僕に頼まないでよ!」

「1人じゃ無理だよ!戻って!」

「俺は絶対に退学させられる訳にはいかないんだ!」

デュースはマジカルペンを握りしめながらありったけ魔法をぶちこんでいた
だが

「カエレ!カエレ!カエレ!」

「ぐあっ……!」

ものの見事に後ろに吹っ飛ばされる
エースもかかんに立ち向かうがまるで歯が立たない

「ぐはっ!」

「ふぎゃぁ〜!コッチに来るな〜!ぜ、全然効かねぇんだゾ〜!」

「ラドル君!何で突っ立ってるの!?」

「え、いや。だってこれお仕置きみたいな物だし命に関わらなければ手助けしちゃだめかなって……」

「未知の化け物に殺されかけるって結構命の危機だと思うよ!?」

まぁ確かにそうだ
でも見た感じどの魔法も意味をなしてない……というか命中率も低い
その時だ

「ねぇ!今、何か光った!?」

ユウが叫ぶ

「え?」

「あいつの後ろ!坑道の奥でなんか光って……」

「あの光は、魔法石……!?」

確かによくよく目を凝らすとかなりの魔力を秘めた魔法石が煌々と輝いていた
が、石に反応すると化け物の攻撃はよりいっそう激しさを増した
まさかあれを守護しているのか?

「ォオオオ! ワタサンゾオ!」

「オイユウ、ひ、ひとまず逃げるんだゾ! このままじゃ全員やられちまう!」

「3人とも!今は逃げよう!」

「お、おう!」

全員が駆け出そうとした時だ
ふと振り返るとあの化け物がかなりの魔力を込めて魔弾を放とうとした
ヤバい、あんなのくらったら……!
矛先はエースへと向いていた

大丈夫→←怖いよ!



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あんかけうどん(プロフ) - あんぱんさん» ありがとうございます! (9月14日 22時) (レス) id: 8768b9e08b (このIDを非表示/違反報告)
あんぱん - ランドール好きなのでうれしいです! 面白かったです! (9月14日 22時) (レス) @page28 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)
あんかけうどん(プロフ) - 竜の騎士さん» ありがとうございます!嬉しいです! (2021年12月10日 17時) (レス) id: 91a4551153 (このIDを非表示/違反報告)
竜の騎士 - はじめまして。最初から読んでみましたが、とても面白くてすぐにハマりました!更新楽しみにしています! (2021年12月10日 13時) (レス) id: 796a1a3707 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんかけうどん | 作成日時:2021年11月25日 4時

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