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意味分かんない ページ7
今は街の車道を走っている。
「えっと、あの…。」
未だに戸惑いを隠せない私に彼は
「あ、すみません…！自己紹介がまだでしたよね。俺は浦田渉です。」
といい、ぺこりと頭を下げた。知ってますよ、新入生代表さん。
彼は私のことなど気にせず話続ける。
「先程話したとおり、俺はあなたの運命の人です。お迎えに参りました。」
すみません。言っている意味が分かりません。
「あー、えっと、運命の人って何ですか」
と聞くと
「俺の婚約者ってことですね！」
なんて元気に答える浦田渉。
「いつ婚約しましたっけ、というか初対面な気が」
「初対面ですよ！あ、因みにお母様とお父様には許可は取ってます！！」
「え、は？」
なんてことをしたんだ我が母と父…！！
帰ったら問い詰めてやる。
考え事をしていると
「あ、着きましたよ。」
と彼が言った。
窓の外を見ると大きな庭と屋敷があった。
ここ、どこだ。
続く
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作者名：莉兎 | 作成日時：2018年5月18日 16時
