俺はただ、このナイフだけオーラが出てたから、気になってゴンに伝えたんだ。 ページ9
A) なぁ、あんた、これ…(( ん?
Aがゴンが手に持つナイフを指さしながら売り手の男に話しかける。
男) ほしいなら値札にいくらで買いたいか記入して。
昼12時まで他に買い手がいなきゃ君達に売るから。
ゴン) あ、うん、えーと…
ゴンとAが何とも言えない表情で顔を見合わせる。
その後ろでキルアがゴンの持つナイフを見てふと気づいた。
キル) (あのナイフ…まさか。)
レオリオ…交渉うまいだろ?なんとかあれ、今すぐ手に入れてよ。(ボソッ)
(お宝かもよ。)
レオ) (よし、まかしとけ。)
キルアがレオリオに、目配せをし、レオリオがゴン達に近寄っていく。
レオ) なんだ、お前ら。そのナイフ欲しいのか?
あっちにもっといいデザインのあったぜ。
ああ、でもあれは結構人気あったからなぁ。
A) いや、別に欲しいわけじゃ(( バッ むぐ。
ゴン) ?
キルアが後ろからAの口を塞いで黙らせ、レオリオに続けさせる。
レオ) なぁおっちゃん。実は俺達もう国に帰らなきゃいけねーんだ。
これ今売ってくれねーか?
男) んー?
…まぁ…他にまだ買い手もいないしな。
金額によっては売ってもいいよ。
レオ) そうだな、結構古そうだし100Jで!!
3人) (安っ!!)
男) ダメダメ、それじゃ売れないね。
レオ) あっそ、じゃいいや。おい、行こうぜ。
レオリオが3人を連れてその場から離れるフリをする。
男) ちょっと待った!500でどうだ?
レオ) 300J!!
_
キル) 間違いない、本物だ。
キルアが、手に入れたナイフを手に持ち、そう言った。
レオ) 一体何なんだ?これ。
キル) ベンズナイフだよ。
…ベンニー=ドロン、100年くらい前の大量殺人鬼なんだけどさ。
ベンズナイフってそいつのオリジナルブランドなんだ。
A) 人を殺す度に記念として番号入りのナイフを作ったんだっけ?確か、288本。
キル) そう。犯罪者が製作したってことで正当な評価をされにくいけど、その反面、熱狂的なコレクターが結構いるんだ。隠れた名品だよ。
親父も確か好きだったな。
A) へぇー!
そーいや、クロロも何本か持ってた気がする!
レオ) で、いくらするんだ?
キル) 番号によって全然値段は違うけど…
安くて500万…(( マジ?!
キル) まぁ、運が良かったよな。
これを見つけたAが知ってて。
A) いや、これがベンズナイフってのはキルアが言うまで知らなかったぞ?(( え?
俺はただ、このナイフだけオーラが出てたから、気になってゴンに伝えたんだ。
ほんとか?!なら仕方ないな!!→←...ゴン、あれ、よく見てみろ。(ボソッ)
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シロ(プロフ) - 1章の字を間違えてました、すみません...。 (2020年2月10日 10時) (レス) id: 6110f6241d (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - 凜々子さん» 凜々子さん!!ありがとうございます!!一生から読み続けてくださり、その上嬉しいコメントも頂けて、感無量です!ちょっと本気で涙が出そうです!!私も私の作品に触れてくださっている読者さんが大好きです!!(迷惑だったらごめんなさい!) (2020年2月10日 10時) (レス) id: 6110f6241d (このIDを非表示/違反報告)
凜々子(プロフ) - 一章からずっと見続けてます!やっぱりとても面白いです!十星押しときました!これからも応援してます!めっっっちゃ好きです!(唐突の告白) (2020年2月10日 10時) (レス) id: 132cc7b19e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シロ | 作成日時:2020年2月5日 23時