んんっ！ ページ34
マチ) ちょっと、早くしてよ。
傷口、開いちゃうでしょ。
マチがゆっくりAに話しかけるヒソカの態度に、耐えられなくなり、声をあげる。
ヒソ) …はいはい♡
ヒソカはそう言ってAの顎を持ち上げる。
シャル) ちょっと待って、何しようとしてるの？
まさか、口で塞ごうとしてるんじゃないよね？
シャルナークの指摘に、A以外の全員が引いた顔をしてヒソカを見る。
しかし、ヒソカは平気そうな顔をする。
ヒソ) 口を塞げば良いんだろ？
何か問題があるかい？
？) でも、食いちぎられそうだよね。
？) ええ。舌とかね。
ヒソ) …ああ、確かに❤ｿﾞｸｿﾞｸ
ヒソカは何故か興奮したように体をふるわせる。
マチ) 言っておくけど、あんたが今ここで舌噛みちぎられても治療はしないから。
マチの言葉に、ヒソカは少し考えた後、Aの顎から手を離した。
？) ﾁｯ 言わなければ舌噛まれていい気味だたのに。(ﾎﾞｿｯ)
ヒソ) (君に舌を噛まれて死ぬのも悪くは無いんだけど♪それは、また今度❤)
じゃあ、A、僕の腕を噛んでくれるかい？
ヒソカはそう言ってAの前に腕を差し出す。
Aは驚いた顔でヒソカを見て、首を振る。
A) …必要ない。声、我慢できっ？！
んぐっ！！ｶﾞﾀﾝｯ
マチは、何の合図もなしにまた、治療を始める。
Aの体に激痛が走り、思わず自身の唇を噛み締める。もう少しで、切れそうだ。
ヒソカはAの苦痛に歪んだ顔を間近で見て恍惚とした顔になった後、指で力任せにAの口を開けさせる。
ヒソ) …ほーら♡唇、切れちゃうだろ？
口、開けて、僕のを噛んで？
ヒソカの妙な言い回しに、周りの旅団はまた引いた目でヒソカを見る。
そんなことはお構い無しに、ヒソカは楽しそうに、Aの歯の間に自分の腕を押し込む。
A) ん゛っ！！ んんっ！
Aは激痛によって、ヒソカに抵抗することも出来ず、ただ耐え忍ぶことに全力を注いだ。
ヒソカの腕を噛む力も増していく。
ﾌﾟﾂｯ
ヒソ) …♡
とうとう、ヒソカの腕に歯がくい込み、所々から血が流れ出し、Aの口内に垂れていく。
シャル) オーラ出してる腕を、素で噛み切れる程の咬合力…やば。。
？) 前世はきと、ワニよ。
？) ていうか、台とかもミシミシいってない？
？) 手枷、足枷もひとつじゃ足りなそうね。
こんな細い体なのに、どこから力が出てるのかしら。
Aは必死に痛みに耐え続けた。
息も絶え絶えに、ヨダレも垂れ落ちていく。
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シロ(プロフ) - 1章の字を間違えてました、すみません...。 (2020年2月10日 10時) (
レス) id: 6110f6241d (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - 凜々子さん» 凜々子さん！！ありがとうございます！！一生から読み続けてくださり、その上嬉しいコメントも頂けて、感無量です！ちょっと本気で涙が出そうです！！私も私の作品に触れてくださっている読者さんが大好きです！！(迷惑だったらごめんなさい！) (2020年2月10日 10時) (レス) id: 6110f6241d (このIDを非表示/違反報告)
凜々子(プロフ) - 一章からずっと見続けてます！やっぱりとても面白いです！十星押しときました！これからも応援してます！めっっっちゃ好きです！（唐突の告白） (2020年2月10日 10時) (レス) id: 132cc7b19e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロ | 作成日時：2020年2月5日 23時
