ヒソカが楽しいっていうんなら多分信用できるんだろーし！ ページ39
レオ) いいか？君たち。
競売元のサザンピースってのはオークションハウスの最高峰だぞ。
お前らの予算じゃせいぜい入場できる程度だぜ。
A) 入場料を取られるのか…？！
レオ) おうよ。 いくらそのゲームにゴンの親父の手がかりがあるって言われてもな。
手に入れるのが不可能に近いんじゃ、しょーがねーよなぁ。
キル) でも、ハンターサイトのお宝リストでは入手難易度「易しい」だったぜ。
レオ) …マジ？
ゴン) 入手するのに必要なのは金だけだからだって。
レオ) へっ、やっぱり金だよ。世の中、金！！
A) でも、俺は金がなくてもこの前までは生きてこれたんだけどなぁ…。。
全く、人がいるとこはどこも金が必要で困る！
キル) さすが、ガチの野生育ちは言うことが違うぜ。
…でもさ、金で買えるようなものなら真の宝とは言えないってことだろ？
この程度のものなら楽勝でゲットしてこそ本物のハンターなんじゃねーの？
キルアが3人を試すようにそう言い放つ。
3人は一瞬止まったあと、顔を見合わせる。
A) 確かに、俺たちはプロハンターだからな！！
ゴン) うん！何かいい方法がないか調べてみよ。
レオ) きっとあるぜ。ヨークシンにゃ夢みたいな実話がゴロゴロ転がってるからな。
経験談とかめくってみよーぜ。
キル) (単純バカ。レオリオも強化系かな。
…あ、Aは違うんだっけ。)
3人は一斉にパソコンの前に集まる。
それを、少し引いたところからキルアが眺めていた。
と、Aの携帯に連絡が入る。
A) ん、誰だろ。
ゴン) クラピカ？
A) …あ、いや、クラピカじゃないな。
ちょっと続けててくれ。
Aは携帯を持って部屋を出ていった。
_
A) ﾋﾟｯ もしもし。久しぶりだな？
何かあったのか？ ヒソカ。
"やぁA❤元気かい？
突然電話してごめんね♦
君の声が聞きたくなってしまってね♣"
A) …？変なヒソカだな！
何か用件があったわけじゃないのか？
"ｸｸｸ Aとデートがしたくて♠
近いうちに、ある催しが開かれるんだ♦
とっても楽しいから、君も是非見にこないかい？
…もう、ヨークシンシティにはいるんだろ？"
A) ！！ なんで知ってるんだ？
あれ、俺お前に言ったっけ？
"当たったみたいだね♡
催しはその近くでやるから、またその時に連絡するよ♣"
A) 分かった、行けたら行くな！
ヒソカが楽しいっていうんなら多分信用できるんだろーし！
"うん♠来てくれるの楽しみにしてるよ♡"
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作者名：シロ | 作成日時：2020年1月16日 11時
