彼は神の子悪魔の子 6章 (ページ22)

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...もう、間に合わないな。ページ22

ゴン) …単純ってだけなら、Aも強化系？

ヒソ) …いや、残念ながら彼は違うよ♣
…彼は特別だからね❤(ﾎﾞｿｯ)

ゴン) …？何系なの？

ヒソ) それは本人に聞くべきだ♦
さっきキミに忠告したとおり、簡単に教えていいものじゃ無いからね♡彼が気にするかもしれない♠

キル) なぁ、お前、何系なの？
A) 俺は特質系らしいぞ！てゆーか、俺はゴンに言われる程単純な男じゃないだろ！！
キル) (あ、普通に教えるんだ。)
…いや、それはどっちもどっちだろ。

ゴン) えー、ケチー！！

ヒソ) ｸｸｸ、お詫びと言っちゃ何だけど、ボクは変化系♦気まぐれで嘘つき♠

ゴン) (あってる…！！)

A) …キルアって、もしかして、変化系か？
キル) …正解…。。

ヒソ) ボク達は相性いいよ♡性格が正反対で惹かれ合う❤とっても仲良しになれるかも♦
…だけど注意しないと。
変化系は気まぐれだから、大事なものがあっという間にゴミへと変わる♠

A) …変化系って性格悪いんだな！
キル) なっ、あれは、あいつだけだろ！！…多分。。

ヒソカの雰囲気が戦闘モードに切り替わる。

ヒソ) …だから、ボクを失望させるなよ、ゴン♠

そして、今度はヒソカからゴンに急接近した。
圧倒的な速さに、ゴンはヒソカの攻撃を避けきれない。何とか受身を取ろうとしても先回りされて、攻撃を食らってしまう。
ヒソカの猛追は止まらず、挙句の果てにはリングの石板を蹴りで観客席まで吹き飛ばしてしまった。

A) ！ …あの辺にいたやつ、運悪いなぁ。。
キル) どひゃー。。

実況) な…な、何というキック力！！

ヒソカはそれでも止まらない。
ゴンに反撃する暇も与えさせないで攻撃し続ける。

実況) 速い！速い！！速ーい！！見せたヒソカ！！本気です！！
審判) クリティカルヒソカ！！プラスポインッ！！
3ｰ2！！

ゴンは為す術なくヒソカから、距離をとる。

ヒソ) どうした？かかっておいでよ❤

ゴン) やだね！作戦中。(…速いっ！！目では何とか追えるけど体がついてかない！！このままじゃやられっ放しだぞ…)

ヒソ) そうか、それなら…ムリにでもこっちへ来てもらおうか…❤

ヒソカが手を前に出し、人差し指を立てる。

ゴン) ？

キル) ！！ゴン！！「凝」だ！！
A) …もう、間に合わないな。

ゴン) (しまっ)(( 何が起きるか、わかるかな？
うわぁぁぁー？！

ヒソカの念はゴンの頬に伸びていた。それによってゴンの体は一気にヒソカに引き寄せられる。