この状況を命懸けで楽しんでやがる！ ページ38
ヒソカが静かに笑いながらAに問掛ける。
Aは少し考えてから
A) 俺の纏だけじゃ、独楽を仮に凌げたとしてもあいつ自身にどう攻撃すればいいのかが、分からないな！纏だけじゃ、念能力者相手には攻撃力にならないんだもんな。…てことは、まだ俺でもあいつには勝てない。
ヒソ) そうだね♡勝つことは出来ない♦纏だけでは♠
A) ！！ そーいや、確か、纏の他に"練"ってのがあったよな。あれは確かオーラ量を増大させる！
Aの目が輝き始めた。
A) そうだ、オーラ量をギドより増大させて、それをあいつにぶつけることが出来れば…。
俺はダメージを喰らわないで、あいつを吹っ飛ばせるんじゃないか？！
ヒソカは目を細めながらAを見つめ続ける。
ヒソ) (…僕の思った通り、いや、それ以上の学習能力に成長速度…❤)面白い…♡ｿﾞｸ
A) どうだ？ヒソカ！これならあいつと闘える気がするんだが！！
ヒソ) Aは頭がいいね♦いくらオーラ量が多くても纏で自分の周りに止められる量には限度がある♡
その点、練なら自分の持てる限り全てのオーラ量を増大させることが出来る♠つまり、可能性は無限大だ☆…ボクも早く君の練が見てみたいよ♡
そう言ってヒソカはAの頭に手を伸ばし優しく撫でる。Aが試合から目を離し、ヒソカを見上げる。そして、嬉しそうに笑った。
A) (とにかく、ゴンがこの試合で勝つことは不可能だ。これ以上の怪我は無意味だ。)
Aが、またゴンの方を見ると、ゴンはリング上に立ち、そして纏を解いた。そして、目を閉じる。
A) 纏を…！
Aは一瞬驚くも、ゴンの強い意志を感じる表情をみて、ゴンという人間の真髄を思い出した。
キル) バッカ野郎！ウイングが言ってただろ！！
念の攻撃を無防備で受けちまったら生身の体はひとたまりもないんだぞ！！
恐らく観客席のどこかにいるキルアの声がゴンにかかる。しかし、ゴンはやめない。
A) やっぱり、ゴンは面白いやつだ！！
この状況を命懸けで楽しんでやがる！ ｿﾞｸ
ゴン) (感じる！！動きがわかる。今の俺にできること。全力で敵の攻撃を避けること。
…これでまだ戦える！！)ｿﾞｸｿﾞｸ
Aはギラギラと目を光らせて楽しそうにわらいながらゴンの試合を見る。
隣にいるヒソカも、ゴンの様子をみて薄く笑みをうかべている。
そこにいる2人は、まるで獲物を目の前にした獣のような眼差しでゴンを見つめ続けていた。
お。→←...まぁ、だから、"土俵の上でぶつかった障害物をはじき飛ばす"的な念が込められてるんじゃないか？
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あくあ(プロフ) - 楽しかったです！更新待ってます。 (2020年1月7日 16時) (
レス) id: dc9ee0df32 (このIDを非表示/違反報告)
あくあ(プロフ) - カ、カッケエ．．．．．！ 更新頑張ってクレメンス。 (2020年1月6日 18時) (レス) id: dc9ee0df32 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - あくあさん» あくあさん、4章に続いてコメントありがとうございます！！できる限り頑張ります！ (2020年1月4日 13時) (レス) id: 6110f6241d (このIDを非表示/違反報告)
あくあ(プロフ) - シロさん！更新頑張ってください！ (2020年1月4日 12時) (レス) id: dc9ee0df32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロ | 作成日時：2019年12月31日 12時
