っあ！！！ ページ33
Aが元気よく食べ終えると、2人は店をあとにした。
ヒソ) まだ3時までは時間があるけど、どうする？
A) んー、なんか、面白いことねぇのかな、この辺。
Aがキョロキョロと辺りを見回す。
ヒソ) じゃあ、少し遊ぼうか♦
ヒソカがふと思いついたように立ち止まってそう提案する。
A) 何して遊ぶんだ？
Aが首を傾げる。ヒソカはにっこりと笑う。
ヒソ) 隠れ鬼❤
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Aは息を潜めて、路地裏から大街道を慎重に覗いていた。
A) ﾊｧ (あいつは、…いない、か。)
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ヒソカが隠れ鬼を提案した後、公平にジャンケンで鬼と逃走者を決めた。この状況から分かるように、Aは逃走者となり、今鬼から死にものぐるいで逃げている。
ヒソカはただゲームをするのでは面白くない、と言い追加ルールを出してきた。
"1つ もちろんAは纏の状態を続けること
2つ 範囲はこの街中のみ
3つ 逃走者が勝つ条件は1時間鬼から逃げ切ること
あるいは、鬼の背中をタッチすること
そして、4つ目 負けた方が勝った方の言うことをなんでも1つ聞くこと"
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A) (纏の状態を続けたまま隠れるのは正直難しい、が、まだそれはいい。それは置いといて、問題は4つ目だ！！)
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ヒソカは追加ルールを説明したあと、周りを眺め、悪い笑を浮かべた。
ヒソ) そうだな❤僕が勝ったら君に24時間、あの服を来てもらおうかな☆
ヒソカがそう言いながら指を指したのは女性服専門店の、その中でも一際人目を引くふわふわでヒラヒラの人形が着ているような服だった。
店の前に何人かの女の子達が立ち止まってその服を見上げている。
女の子) 可愛いー♡
女の子) お姫様みたい！！
女の子) 私も着てみたい！
親) ！ …これは、もう少し大人になってからねー。
その後ろで親らしき何人かがその服の値段をみて子供を連れて、引き返していく。
Aはヒソカの指先が本当にあの服に向かっているのか疑問に思ってヒソカの指の延長線上を追って、その店に近づいていく。
そして、目の前で顔を青ざめながらその服をマジマジと見つめる。
纏は揺らぎっぱなしだ。
A) こ、これを、俺が…？
Aが震える声でそう呟くといつの間にか背後にきていたヒソカが耳元で囁く。
ヒソ) とっても似合うと思うよ♡
A) …いや、でも、ほら、高いし。。
ヒソ) ｸｸ 君の為ならいくらでも出そう♦
A) (これは、負けられない戦いだな…)
ヒソ) それよりA♡ 纏♪
A) っあ！！！
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あくあ(プロフ) - 楽しかったです！更新待ってます。 (2020年1月7日 16時) (
レス) id: dc9ee0df32 (このIDを非表示/違反報告)
あくあ(プロフ) - カ、カッケエ．．．．．！ 更新頑張ってクレメンス。 (2020年1月6日 18時) (レス) id: dc9ee0df32 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - あくあさん» あくあさん、4章に続いてコメントありがとうございます！！できる限り頑張ります！ (2020年1月4日 13時) (レス) id: 6110f6241d (このIDを非表示/違反報告)
あくあ(プロフ) - シロさん！更新頑張ってください！ (2020年1月4日 12時) (レス) id: dc9ee0df32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロ | 作成日時：2019年12月31日 12時
