俺の大事な友達だぞ？ ページ20
Aがそう言っている間にもキルアとゴンには重く殺気がのしかかり続ける。
キル&ゴン) ぐっ…(これは一体…なんなんだ？！)
ヒソ) A、おいでよ♡もう君は既にここを通れるだろ♦
キルアとゴンの苦しむ姿を心配そうに見つめるAにヒソカが声をかける。
A) いや、でも、キルア達はこっちに来れなそうだし…てか！ヒソカが殺気出すのやめりゃいい話だろーが！！何でそんな意地悪すんだよ！！
ヒソ) 彼らはまだ早いから♦
ヒソカは笑顔のまま、同じことを繰り返す。
Aは流石にヒソカの態度にイラついて、ゴンとキルアの前に盾になるように立って、ヒソカを睨みつける。
A) ったく、意味わかんねーよ！！やめろって言ってんだろ！ここまでこいつらと来たんだから、これからも一緒に行くに決まってんだろーが！！
キル&ゴン) ！！
ヒソカは笑みを浮かべたまま、Aを見つめる。
ヒソ) …どうしてもかい？
A) どうしてもだ！！
Aの真っ直ぐな瞳に見つめられてヒソカは1つ息を吐いた。
ヒソ) それなら、仕方ない♣
ヒソカのその言葉にAが安心したのも束の間、おもむろにトランプをとりだした。
ヒソ) ボクは君が欲しい。…今ここでゴン達を殺してでも♡
3人) ！！？
ヒソカの目は本気だった。Aはそれを直感した。
キル) …A。
Aが不意に名前を呼ばれて振り返る。
キルアはAに行くな、と言うように首を振った。
ゴンもキルアに同意するように力強く頷く。
Aはそんな二人の顔をみて、心配するな、と言うように明るく笑い返した。
そして、ヒソカの方を向き意を決したように、歩き出した。
キル) おいっ、！
キルアとゴンが止めようとするも、足が前に進まない。その間にもAはヒソカに歩み寄る。
そして、ヒソカの目の前でヒソカを睨みつける。
ヒソカは満足そうな顔でAを見つめる。
そして、Aはゴンたちの方を振り返った。
A) ゴン、キルア！ここで待ってるからな！
０時までしかないんだろ！急げよ！！何とかして必ず通れるようになるって、オレ、信じてるからさ！！
俺でも通れたんだ、お前らに出来ないわけがないだろ。俺の大事な友達だぞ？
明るくそう叫び、励ますように笑った。
後ろではヒソカが、Aの肩に手を置き笑みを浮かべている。
それが、ゴンとキルアには勝ち誇ったように見えた。
ゴン) っー！！！
キル) っ！くそ！！
キルアとゴンはただ、無理に前に進もうと試みる。
それに、殺すとかいいやがって…→←何となく、あんま敵意はない感じがするぞ！
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あくあ(プロフ) - 楽しかったです！更新待ってます。 (2020年1月7日 16時) (
レス) id: dc9ee0df32 (このIDを非表示/違反報告)
あくあ(プロフ) - カ、カッケエ．．．．．！ 更新頑張ってクレメンス。 (2020年1月6日 18時) (レス) id: dc9ee0df32 (このIDを非表示/違反報告)
シロ(プロフ) - あくあさん» あくあさん、4章に続いてコメントありがとうございます！！できる限り頑張ります！ (2020年1月4日 13時) (レス) id: 6110f6241d (このIDを非表示/違反報告)
あくあ(プロフ) - シロさん！更新頑張ってください！ (2020年1月4日 12時) (レス) id: dc9ee0df32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロ | 作成日時：2019年12月31日 12時
