怪物、特技炸裂 ページ46
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「合宿んときのやつってぶっちゃけどれくらい本気だった？」
「えー、……覚えてない(笑)」
「またまたぁ」
「あんときはゲームメイクとかいう次元ちゃうかったやん」
スリーポイントライン手前で左右に軽くドリブルしながら、凌輝の問いかけに んん〜と声を漏らす。向かい合うディフェンスモードの凌輝の目があまりに真剣で、Aには少し悪戯心が湧いてしまった。
「、あっ！」
スパッ ───…、、
一瞬で後ろに重心を移し、斜め後ろに高く飛んだAの手から、縦長に弧を描くボール。凌輝が咄嗟に伸ばした手のはるか上を過ぎたそれは、リングに触れることなくネットを通過した。
「「「おお〜っ！！」」」
「ずりぃ！」
「ははっ。りょーきくん分かりやすいねんなぁ」
「はい？！」
「次。左手しか使わんし、許して？」
位置を交代しながら 可愛い声で「ね？」と首を傾げる姿が、この時ばかりは煽られているようにしか感じなかった凌輝。曲がりなりにも『得意だ』と豪語しているバスケで、年下の女の子にコケにされたままでは終われないというのが、彼の言い分だ。
「俺が勝ち越すまで終わらねーからな！」
「ファンミ初日むかえてまうわぁ……」
冗談めいて欠伸のように口を開く彼女の仕草。
それは凌輝の闘志をさらに燃やすものだった。
「すげぇ、リョウキが遊ばれてる」
樹音が左足に大きく体重を乗せた体勢で呟き、それに被せる勢いで壮大も「えっっっぐ！」と声を上げる。宣言通り左手しか使わずディフェンスに回ったAは、突破口を見つけようと一度下がって前方を広く取ってから 派手にドライブする凌輝に、ニコニコ顔で張り付いていた。
メンバーに“エグい”と思わせたプレイで瞬く間に凌輝からボールを奪い取ると、ハーフラインまで大きく下がってからコート左側に曲線を描くようにドライブで切り込む。食らいついた凌輝の股を抜き、ピョンっと軽く飛んでレイアップシュートを決めた。
「早ぇぇ……！」
「ふふっ」
「ちょまっ、上着脱ぐわ本気でやろ」
「ハーイ！ストップ〜！」
額に冷や汗を垂らした凌輝が上着の袖から腕を抜いたところで、礼王が大きな声で2人に近づく。
「撮影だからね、そこまでだよ」
「ぐあーーっ！」
「またやろ(笑)」
乱れた前髪をかき上げながらAが言う。
圧倒的な余裕が滲み出るその雰囲気に、真人と竜平が口を揃えて「かっけぇ」と呟いた。
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befirst(プロフ) - しゅんと！！！しゅんとさいっっこうに最高でした！！たまりません！！！たまりません！！！(2回目)いつも特大の萌え供給を本当にありがとうございます！なぜハートは1回ずつしか押せないのか、、これからも甘噛みと言わずガブガブいっちゃってほしいです！ (11月27日 12時) (
レス) id: 73aa1688da (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - まおさん» お久しぶりです！めちゃくちゃいい男なのに恋愛には自己肯定感低めででも何一つ諦められてなさそうなのが…書いてて切なくなってきました🥲彼らの三角関係(今はまだ三角)も、長い目で見守っていただければ…笑 (2022年12月25日 22時) (レス) id: 1d4ba5f953 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - 椎菜さん» 更新がいい気分転換になっていて助かっております☺️まあ危うい世界ですもんね、、、本人達に迷惑をかけずに、好きな人だけの目に触れて楽しめるコンテンツでありたいものです、、、。 (2022年12月25日 22時) (レス) id: 1d4ba5f953 (このIDを非表示/違反報告)
まお - 白さんお久しぶりです！ 真人が抱く気持ちは『Pretender』と見て白さんの書くマナトくんを想像しながら『Pretender』の歌詞を見て心臓がきゅーーー（？）ってなりました…進展あるかなないかなって今からドキドキしてます！これからも応援しています！！ (2022年12月24日 20時) (レス) @page50 id: 956050c9e8 (このIDを非表示/違反報告)
椎菜(プロフ) - お忙しい中更新ありがとうございます。次の更新も楽しみにしています(＞◡＜)占ツクではBE:FIRST小説作品少ないですね。他界隈と比べても妄想系も少なすぎ・・・。Twitter等のSNS上で発信しようものなら、BESTYさんの攻撃に遭いますから。余計に少ないかも。 (2022年12月23日 22時) (レス) @page50 id: fd2af8c183 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2022年10月23日 2時
