(刀剣乱舞)無職ですが、何か？4(え？モテ期のゲシュタルト崩壊？) (ページ7)

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皆甘やかし過ぎだよ！ページ7

こん「さぁ！久しぶりに手料理を振る舞えます、存分に堪能くださいませ！」
夕飯時、こんのすけは久しぶりに料理を用意してくれたがそれはそれはすごい量のご馳走でとても一人では食べ切れそうに無い
「す、すごい…でも一人で食べ切れなさそう…」
こん「手空きの人に一緒に食べましょうと声を掛けておきました」
「へ？」
首を傾げていると
こん「さぁこちらにお掛け下さい」
山姥「あ、あぁ…すまないA、一緒でもいいだろうか?」
一期「たまたま手が空いていたもので」
薬研「まぁそうだな、たまたま…な？」
「…あは…は…」
今一番気まずいのですがそれは←
すると3人の背後から呆れたような声が聞こえた
長谷「…何がたまたまだ…確かに自分の仕事は終えていたが山姥切以外は手伝いや整備で手か空いてはいなかっただろう…」
一期「いえ、あの時ちょうど終わりまして」
ニコニコと長谷部を見る
長谷「…」
山姥「…」
二人とも何とも言えぬ←
薬研「まぁ今しないといけない事でもなかったしな、不問だろ？」
「あはは…長谷部さんもご一緒されますか？」
突っ込むことを放棄した←
長谷「あぁ、そうさせてもらえるだろうか」
長谷部とはあまり接点はなかったものの、ふとしたときに助けてもらったりしたことはある。面倒見の良い近所のおにいさん(？)感がある。出会ってからすぐの頃、恭しく主君と呼び直され一も二もなく御命令をという姿勢を取られ慌てて主従関係などはない“友達”なんだと言った。それからは普通に接してくれる

右は山姥切に左は一期、前は薬研で固められて少し離れた位置にこんのすけと長谷部は席についた
料理はビュッフェスタイルで好きなものを好きなだけ取れるのだが薬研がスマートにバランス良く皿に盛り付け持ってきてくれた
手を拭こうとお絞りに手を伸ばせばそれより先に一期が手を取り拭ってくれた
そこまでしなくても…と思いながらもご飯を食べようと箸を取ろうとすればそれより先に山姥切が口元にアーンとしてくれる、それを食べなきゃダメ？と目線で問いかけるものの山姥切の目は期待しているように逸らされない
「あ、あーん…」
私の為なんだとぷるぷるしながら箸に口を付け食べると山姥切はその間に自分も幾らかおかずをつまんだ…同じ箸で
長谷「………」
礼節や行儀を重んじる長谷部だが、この光景に口を開き箸を取り落とし固まってしまった
こん「仲が宜しいようで何よりです」
とこんのすけはズレた視点で和やかに言うが違う、そうじゃない←