(刀剣乱舞)無職ですが、何か？4(え？モテ期のゲシュタルト崩壊？) (ページ30)

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季節のイベントとか興味ない？ページ30

そういえば日付に囚われず生きていた私達だけれども、テレビとか見れるようになった今では〇〇特集！なんて騒いでる姿をよく目にかけるようになった。今日もテレビではもうすぐバレンタインデー！とアナウンサーが息巻いているが…それを見た彼らからの視線が熱い←
「…」
チョコを用意するのは別にいいのだ、食べたいなら買えばいい。バレンタインデーという日、日頃の気持ちを込めてと言うならば量を用意するのも吝かではない。金額もこの際目を瞑ろう。…しかしだ…
「全員分作るってのは…」
料理が苦手というわけではない、まぁ特別得意なわけでもないのだが…
「…きつくない…？」
これもアナウンサーが手作りこそ至高！みたいに言うせいに他ならない
鶴丸「面倒ならA自身に飾り付けて飛び込んできてくれたらいいぜ？」
「…いやいやいやいや…」
そんな漫画みたいなことするやついるのかよ←
一期「弟達がすみません…」
薬研「俺っちも止めきれなかった…」
「いや、あれはアナウンサーのせいだから…致し方ないよね…」
そうその特集を熱心に見ていたのは短刀達で、それはキラキラした目で期待一杯に見られたら断れるだろうか？いや、断れない(反語)
一期「私も薬研もお手伝いいたしまーー」
乱「一兄はこっちで僕たちと待つんだよー！」
一期「え？乱？ちょっと待ちなさーー」
乱「はい、薬研もこっちね」
薬研「お、おぃ、でもーー」
乱「グダグダ言わないの！」
二人して乱に引きずられて行った、可愛くてもやはり男の子である。腕っ節がたくましい←
鶴丸「あーあ、残念だったなA」
山姥「大丈夫だA、俺が手伝う」
「まんばちゃん…」
鶴丸「俺も手伝わないとは言ってないぜ？」
山姥「邪魔立てするなら斬る」
鶴丸「…おいおい、極だかなんだか知らねぇが調子に乗るなよ？」
「喧嘩しないで！」
山姥「！…すまないA」
鶴丸「はぁ…で？作るのか？」
「うん、グダグダしてても時間が無駄にすぎるだけだし感謝の気持ちがそれによって一番伝わるなら期待に応えてあげないとね」
山姥「材料はショッピングモールで買うのか？」
「いや、こういうのはこんちゃんに頼むのが早いかな？」
そういうとポン！という音と共にこんのすけが現れ
こん「もう手配はできております！届き次第厨房にお持ちしますので今暫くお待ちくださいませ！」
「有能…」
こん「A様をサポートするのが私めの使命！このくらい当然ですとも！」
とこんのすけは胸を張って答えた