(刀剣乱舞)無職ですが、何か？4(え？モテ期のゲシュタルト崩壊？) (ページ14)

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保護者は大変です… ページ14

とりあえず現状Aがどんな生活をしているのか俺(長谷部)はざっくり観察してみることになったーー

朝起きてから食堂にてこんのすけが用意したA専用朝飯を食べる、女性用に考えられたものらしい。食べてる間ひっきりなしに色んな人がAのもとを訪れ挨拶をしたり話をしたりと賑やかだった。勿論その周りにはレギュラーメンバー(鶴丸、三日月、山姥切、一期、薬研)が陣取り火花を散らしていたように見えた。鬱陶しいので短刀達に手伝ってもらって食べ終えたAをその場から抜けさせた

昼までの間は書類仕事をしつつ、この場所の改善点を提議する。そう言えば庭の配置や池周りの岩の配置に至るまで監修してるらしい。その時には山姥切と一期が意見を出していた。あの二人はよく周りを見ているので適任だと思う、ある程度話し合いに区切りが出来たのかお茶を一緒に飲んでいるが…まぁ特に問題はないだろうか？いや、やけに近くで話してるがこの程度は許容しないと俺がAの警護で離れられなくなるぞ←

昼飯の時も朝飯と同様の光景になっていたので今度は俺が皆に仕事を振ることでAから引き剥がした。Aが「皆、頑張って！」と言っただけでやる気に火をつけたあいつらは本当に凄かった

昼飯を食べ終えて、Aは短刀達と遊び始めた。皆に慕われ引っ張りだこのA、そこにいるだけで自然と皆を笑顔に変えていくようだった。一時床に伏せっていたがこうして外に出られるようになって本当に良かったと思う。遊んでいると時間はあっという間に流れる

夕飯を食べる時Aは皆を労っていた、当たり前では無いと常に思い遣り声を掛けてくれるAによって皆の士気は保たれていると言っても過言ではないだろう。気分が盛り上がったのか多少席を立ったり大声を出したりとはしたないが夕飯時くらい目を瞑ろう、こうして騒げる事も幸せなのだ

さて、問題の夜も深まる頃だ
Aは一人で風呂に入ったあと自室に戻ってきた、しかしその部屋には鶴丸と三日月がいて部屋に戻れというAを捕まえてしまう。髪を撫で、手を握り、腰を引き寄せーーおい！完璧にアウトだ！Aの部屋割を見直さないと大変なことになる！！たまたま通り掛かったことにしてキツくお灸を据えた、がしかし糠に釘のような気がする

長谷「以上がAの一日だ…」
光忠「…早急に改善が必要だと思うよ、何だかんだAちゃん一人暮らしの方が平和だったよね…」
遠い目の二人だった