(刀剣乱舞)無職ですが、何か？4(え？モテ期のゲシュタルト崩壊？) (ページ20)

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何でも答えられるとは限らないページ20

「わぁ…凄い！」
目の前には大型ショッピングモールが広がっていた。しかし共同サーバーではなく個別サーバーの為人は全くおらず、売り子はAIだった

一期「…目新しい物が沢山ありますな…」
山姥「服もこんなに…これはなんだ？」
そういい指をさすのは家電の掃除機である
「あぁ、それは掃除機って言って、埃や砂なんかの微細なものも吸い取って綺麗にしてくれるんだよ」
そう答えながら新しいノートパソコンを見つけ、買おうか悩む。品揃えは充実していた
一期「弟達にお土産を幾つか見繕いましょう、商店と比べて一人一人にあったものが買えそうです」
山姥「兄弟に何か贈り物を探そう」
「じゃあ少し分かれる？見ての通り私達以外には居ないし危なくないよ。何かあれば必ず呼ぶし」
そういうと二人は顔を見合わせ、目でやり取りしてから頷き分かれた

テレビやノートパソコン等高価ではあるが今まで貰った給料を考えれば簡単に買える、どれを買おうか悩みながら家電量販店を見て回ると洗濯機やキッチン用家電なども目に入る。家電といえば一応冷蔵庫はあるものの炊飯器やレンジは無いしあれば便利だとは思うけれど、彼らはそれを良しとするだろうか？楽になるとはいえ簡単に押し付けるのは迷惑かもしれないと直ぐに手を出すのは辞めた
「ノートパソコンは新調するとして…服もいくつか買っておこう」
実は5着くらいを着回しているAはあまりお洒落に興味がない。ワンピースやジャージなど重視されるのは過ごしやすいかと言うことだけだ。流石に社会人としてそれは不味いのでは？と最近思い始めたのでレパートリーを増やすことにした

30分くらい買い物をしながら見て回っていると、一期と山姥切が二人で本屋に立ち寄っているのを見た
「？何を見てるんだろ…？」
本屋も大層立派で様々な本が置いてある、そんな中で二人を射止めた本が気になり、こっしょりと隠れながらちらりと覗くと
“ゼク○ィ結婚する前に必要な7つのこと”
“女性がキュンとする仕草意中のあの子をメロメロに”

「…」
見なかったことにしたい、と言うか…
一期「おや、A殿。いつの間にこちらに？全く気付きませんでした」
山姥「声を掛けてくれれば良かったのに、遠慮したのか？」
二人ともニッコリとして、気付いてないとか絶対嘘だと思った。私の気配くらいきっと読めてた
一期「ところでA殿、この本のここについてなのですが…」
「ノーコメントで！！」
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