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妖精さんは困惑する ページ9

実は、三人のやり取りを、影から見ていたものが二人いる。ちょうど通り掛かり、こそこそしていた三人の話を盗み聞きしたのだ
その二人は小さく話を交わし、明日影からついていくと決めたーー

次の日になり
秋田「此処から行けるはずなんですけど…」
蛍丸「え?離れ?皆が何度も探したのに居なかったって言ってたよ?」
秋田「何か、特殊な術をかけてあるのだとか…」
蛍丸「へぇ…」
そうして離れに歩いていく

それにぴったりついていくように二つの影も移動した

「…へ?」
ごろごろしながら、のんびりしていたAは唖然とした
秋田「あ、あの…ごめんなさい…」
「…また増えちゃってますやん←」
秋田「わ、態とじゃないんですっ!?」
「まぁそうだとは思うんだけど…でもさ?」
立ち上がると秋田の方に
秋田「あ、あ…ごめんなさい…ごめんなーー」
殴られると思い目を閉じる
蛍丸「ちょっとーー!」
庇おうとし、秋田の前に出るがその横を素通りしたAに
蛍丸「…へ?」
「こいつらは何?」
指を指す方には、結界により捕まった山姥切と堀川がいた
秋田「えぇ?!どうしてお二人が?!」
蛍丸「もしかしてついてきてたとか?」
「…はぁ…どんどんバレてく…ま、いっか←」
山姥「あんたと話がしたい、だから悪いとは思ったが後を追った…争う気はない」
堀川「兄弟!?でも…っ」
山姥「俺は、このままじゃいけないと思うから、兄弟だって解ってる筈だ」
「…ふむ」
山姥「…」
地面に刀を置いて、抵抗する気はないと示した
堀川「…っ、解ってるよ…気持ちはそう簡単に区切りがつかないだけで…」
同じように刀を置いた
「まぁね、私でも貴方達と同じようなことされてたら人間不信になるよ」
結界を解く
「でも、貴方達は強いね。前に進もうとしてるんだから…話なら幾らでも聞くよ、お茶飲む?」
秋田「そ、それなら僕が用意します!そしたら皆飲めますよね!」
「あ、そっかー…んじゃ、私は動かないでおこうか」
蛍丸「…」
堀川「…」
山姥「…」
三人は顔を見合せた、不思議と恐怖も嫌悪感もない
「御菓子もいるなー」
秋田「あ、昨日のあれはありますか?」
「あるよ、気に入ったのー?」
秋田「あ、えっと…はい…」
「もー、かわいー!いっぱい食べていいよー!」
わしゃわしゃ秋田を撫でる
秋田「か、可愛い…ですか?えへへ…」

蛍丸「…良いな…(ボソッ」
そんな二人を見て羨ましげに小さく呟いたのは蛍丸で
山姥「…」
堀川「…」
山姥切と堀川は少し和んだのだった

妖精さんはぶっ飛んでた→←妖精さんの魔法で



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乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します!私、逆ハー大好物なので嬉しいです!あと刀剣男士全員推しなので嬉しいです!更新頑張ってくださいね! (2023年4月8日 20時) (レス) id: 3b02df20c8 (このIDを非表示/違反報告)
夕月(プロフ) - 珀錏さん» おや…!じゃあ誰が…。まんばちゃんは天使、三日月(ギルティ)決定、一期ロイヤル…読んでいけば分かりますよね! (2016年8月17日 21時) (レス) id: 0a055286aa (このIDを非表示/違反報告)
珀錏(プロフ) - 霞月さん» コメント有難うございます。楽しんでもらえて嬉しいです(*´ω`*)最後の台詞解りました?!いやぁ、それがなにげに嬉しかったり…どの台詞が期待されているのやら…ふふふ、更新頑張ります(//∇//) (2016年8月17日 21時) (レス) id: 7363f9ebdb (このIDを非表示/違反報告)
霞月(プロフ) - 続編おめでとうございます!いつも楽しみ読ませてもらってます!更新頑張って下さい! ちなみに最後のセリフ、どれが誰か分かってしまった……末期だなww (2016年8月17日 21時) (レス) id: 9902b14f87 (このIDを非表示/違反報告)
珀錏(プロフ) - 夕月さん» 一期はロイヤルなので安心してくだされ←中は入るのは全然問題なし! (2016年8月17日 21時) (レス) id: 7363f9ebdb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:珀錏 | 作者ホームページ:http://twitter.com/hakua422402  
作成日時:2016年8月14日 1時

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