(刀剣乱舞)無職ですが、何か？(ブラック本丸だろうが、働く気はありません)

妖精さんは笑って許す ページ6

次の日
「いやー、離れに厠も風呂もあるとかもう最高なんだけど、出不精になるしかない！加速するね、引きこもり！←」
こん「…いや、それあかんやつですよ←」
「私は…日に当たると死んじゃうの…」
こん「はぁ…朝御飯持ってきましたよ…」
「今日は何かな…うわぉ、純和風の朝御飯！」
温泉卵、卵焼き、鮭、お浸し、味噌汁という素晴らしき日本食でした。というか体のこと考えられてる〜
「美味しい…こんなご飯、ここに来る前は食べたことないよ、いつも不規則だしカップ麺とかてんやもんだし…」
こん「なんて不摂生なんですか…」
そうこうしていたときだった
五虎「妖精さん！…あ」
秋田「…ぁ、ご飯…」
「増えてる？！…って、ご飯？あれ、二人ともお握り持ってどうしーー」
こん「も、もしや審神者様が食べてないと思って…」
五虎「あ、良いんです！食べてたなら！」
慌てて隠す
「…」
立ち上がり二人の側に行く
秋田「っ！？」
身構える
「…二人とも、それは本当？」
しゃがみこみ目線を合わせて聞く
秋田「はい…五虎退が…貴女が食べていないのではと言うので、僕と五虎退二人で昨日のご飯を残して…」
五虎「ご、ごめんなさい…言っちゃいけないって言われていたのに…っ、秋田に言ってしまってごめんなさい！」
「…そっか、五虎ちゃんと…秋田君？態々私のためにご飯を我慢したんだね…言っちゃったのは良いよ、不問だ！」
ニッコリ笑い二人の頭をわしゃわしゃと撫でる
秋田「！」
なんて優しい笑顔だろうかと思った
五虎「っ…消えないですか…？」
心配そうに聞く五虎退に
「大丈夫だよー。そうだ、折角だから皆でご飯を食べない？朝御飯食べちゃった？」
秋田「はい、もう済ませて今は自由時間です」
「そっかー、じゃあね」
また鞄を漁ると
「御菓子あげるね！ほら、上がって」
二人の手を引いて部屋に招くと御菓子をあげた
五虎「わぁ…有難う御座います！」
秋田「美味しそう…でも…」
毒が入ってないかと不安になった
「…あぁ…毒か…ちぎって食べたりしたら証明になる？耐性ついてたりとかって思うのかな…」
五虎「…ぼ、僕は妖精さんを信じます！」
「じゃあ、一応一口は味見しとくね？」
そう言って二人の御菓子を毒見した
「うん、美味しい！」
こん「ただ自分が食べたかっただけだったり…」
「あ、バレた？」
一瞬で暗い雰囲気を払拭し笑い話にした
秋田「ふふ、じゃあいただきます」
五虎「はい、いただきます！」
安心したように和やかに時間を過ごしたーー

妖精さんの仕事→←審神者？うぅん、妖精さんだよ？

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