(刀剣乱舞)無職ですが、何か？(ブラック本丸だろうが、働く気はありません)

状況は二転三転と ページ13

次の日の朝

鶴丸「…やるか」
三日「ふむ…見つけ次第殺せ」
鶯丸「相手は相当な手練れの可能性がある、女であれ手を抜くな」
一期「…もう、逃げられませんよ」
準備した通り、術を無効化した
鶴丸「当たりだな、行くぜ…って、うわ？！」
三日「おぉ、鶴が釣れたな」
鶴丸の足に縄が嵌まり釣り上げられた
鶯丸「なるほど、もう相手は準備万端と言うことか？」
一期「っ…辺りに罠だらけと言うことですかな…」
鶴丸「おーい、助けてくれよ…って、はは…どうやら一足遅れだったみたいだ」
三日「…なに？」
縄を切ってやると鶴丸は身を翻して着地した
鶴丸「離れのなか、生活してたのは解るがもぬけの殻だぜ？」
鶯丸「これは…ふ、どうやらちゃんと此方の動向を見ていたようだな」
カメラを持ち上げる
一期「…まだ近くにいるのでしょうか…」
三日「此処から出るにはゲートを潜る他ない、しかしゲートは使われた形跡がない。それはまだ此処にいる証拠だ」
鶴丸「へぇ…」
鶴丸は何か読めない笑みを浮かべる
三日「どうせろくでもない奴だろう」
一期「弟達に手出しをするようなら…早く排除しなければ」
鶯丸「…さて、どんな奴なのか…未だに白い服で黒目黒髪の女、と言うことしか知らないからな」
三日「…取り敢えず…捜索は相変わらず続ける。此処にも見回りを置こう」
鶴丸「そうだねぇ、どうやらかくれんぼが得意らしい」
本丸に戻る道を歩き始める
一期「鶴丸殿？」
鶴丸「居なかったんだし朝飯にしようぜ？無駄に張り切って腹が減っちまった」
鶯丸「そうだな、茶も飲みたいところだ」
そうして四人は本丸に戻っていった…

「ふーん、この四人が過激派ねー。美形揃いじゃん」
とか言いながら特に興味無さそうに
こん「す、凄いですね…森のなかに居住空間を作るなんて…」
「まぁ、才能？←」
こん「(性格…どうにかならないんですかね)」
「こればかりはどうにもなりませんなぁ」
こん「よ、読まれた？！」
「声に出てましたやん…」
こん「あ…さーせん←」
「っ、軽い…！」
爆笑した

何だかんだ言いながらあいもかわらずのんびりと、ワイワイ騒がしく、奇襲されたのを忘れそうなほどのほほんとしていた←

…………
？「…」
そんな一悶着あった本丸を、欲に駆られた瞳で見ている、気持ちの悪い男がいたことを今は誰も知らない
？「帰ってきたぞ…また楽しい日々を繰り返そう…、愛しい刀剣達」
その男は刀剣達に異常な執着と、病的な感情を持って…とても醜く、浅ましい男だった

助けてと紙飛行機はーー(軽い暴力表現有り)→←ああ、何だか怖いな…

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