ああ、何だか怖いな… ページ12
次の日、山姥切だけが離れに来た
「…どうしたの？なんか退っ引きならない顔をしてるね」
山姥「…っ、も、もしかしたら…過激派にバレたかもしれない」
「ファ？！←…まぁでも、こんだけボロボロバレてたらねー、早い内にそうなる気はしたよ」
山姥「…五虎退も、共に来たいと言っていたんだが…兄の目が厳しくてな…妖精さんが消えちゃう、そう泣いていた」
「…あー…沢山の人にバレたら消えちゃうって言ってたから…でも、笑い事じゃなくて本当に場所を変えなきゃいけないかもね」
山姥「…っ」
「そんな悲しげな顔しないで？美人にされると二倍くらいになって胸が苦しくなる←だがしかしなぁ、別れとは日々につきものであるぞ！←」
山姥「俺は美人じゃない…それに、まだ会ったばかりじゃないか…別れなんて…」
「…じゃあ、これをあげよう！」
そう山姥切に紙の束を渡す
山姥「紙…？」
「ただの紙じゃないよ？これに用件を書いて、紙飛行機にしたら…なんと私のもとに届いちゃう！…皆に渡してあげて？」
山姥「…あぁ…」
大事そうに受けとる
「ふむ、しかし…また住まう場所を探さなきゃ」
山姥「…宛はあるのか？」
「ない、けど！ないなら作る！」
山姥「…そ、そうか…その、すまない…」
「気にしないで」
山姥「…俺からはこれを…」
「…わぁ！可愛いお花！」
山姥「っ…あんたに…似合うと思ったから///」
「は、初めてそんなこと言われた…っ、嬉しい！有難うね！」
受け取り嬉々として喜んだ
山姥「じゃ、じゃあ、俺はそろそろ戻る…紙は皆に渡しておくから…」
「うん、落ち着いたら居場所を教えてあげるよ！」
山姥「あぁ、待っている…」
そうして別れた
山姥「…」
自室に戻る道を歩いていたが道の端に鶴丸が立っていた
鶴丸「よぉ、何処に行ってたんだ？」
山姥「あんたには関係ないだろう」
無視して通り抜けようとすると
鶴丸「…離れに、花なんか持って何のようだったんだ？」
山姥「！！」
鶴丸「しかも、離れから戻ってきた時には持ってないときた…花は一体どうしたんだ？」
山姥「五月蝿い、ほっといてくれ」
鶴丸「…明日、朝方…」
山姥「…朝方？」
鶴丸「何か良く解らないが術でもかかってるんだろ？あの離れ。それを無効化出来るかもしれないってな、調べてたら似たような術を見つけたんだ」
山姥「っ？！」
鶴丸「だから、明日の朝方、主力は全員離れに集まって炙り出しをする。まぁ、山姥切には関係ないだろうが」
手をヒラヒラと振ると去った
山姥「っ…」
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乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！私、逆ハー大好物なので嬉しいです！あと刀剣男士全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってくださいね！ (2023年4月8日 20時) (
レス) id: 3b02df20c8 (このIDを非表示/違反報告)
夕月(プロフ) - 珀錏さん» おや…！じゃあ誰が…。まんばちゃんは天使、三日月(ギルティ)決定、一期ロイヤル…読んでいけば分かりますよね！ (2016年8月17日 21時) (レス) id: 0a055286aa (このIDを非表示/違反報告)
珀錏(プロフ) - 霞月さん» コメント有難うございます。楽しんでもらえて嬉しいです(*´ω｀*)最後の台詞解りました？！いやぁ、それがなにげに嬉しかったり…どの台詞が期待されているのやら…ふふふ、更新頑張ります(//∇//) (2016年8月17日 21時) (レス) id: 7363f9ebdb (このIDを非表示/違反報告)
霞月(プロフ) - 続編おめでとうございます！いつも楽しみ読ませてもらってます！更新頑張って下さい！ ちなみに最後のセリフ、どれが誰か分かってしまった……末期だなww (2016年8月17日 21時) (レス) id: 9902b14f87 (このIDを非表示/違反報告)
珀錏(プロフ) - 夕月さん» 一期はロイヤルなので安心してくだされ←中は入るのは全然問題なし！ (2016年8月17日 21時) (レス) id: 7363f9ebdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珀錏 | 作者ホームページ：http://twitter.com/hakua422402
作成日時：2016年8月14日 1時
