確固たる目標を ページ24
「政府を潰す…」
鶴丸「審神者に使われてる奴等じゃ、審神者にも歯向かえないんだ、政府を潰そうなんてもっと不可能だろ？なら何にも属していない俺達が適任じゃねぇか」
三日「確かに、諸悪の根源は奴等だ、豪族が集まって出来た政府なんぞ害悪でしかない」
一期「あそこがある限り、永久に弟達は生み出され、傷つけられてしまうのですからね…」
鶯丸「あのような地獄が生まれかねないならば、俺達はただの鉄屑でいたかったのだ。…だが、こうして意思を持ち体を得た、それならば…鉄屑に戻るまでの置き土産として政府を潰そう」
「…そうか…」
そんな話をしていた時だった
検非「お話をしているところすみません…緋鬼…貴女のことが政府にばれて、目がつけられたようです。懸賞金が掛けられています」
「…」
目を伏せる
鶴丸「まぁあれだけ派手に動き回ってたんだ、寧ろ目をつけられるのが遅かったと言えるだろうが…」
三日「…ふむ、懸賞金までな…余程Aを危惧しているらしい」
一期「A殿大丈夫ですか？」
「…ふふ、何で？これで金に群がる愚かな人間を炙り出して山ほど食べられるでしょ？私は大丈夫よ？」
鶯丸「しかし、金が絡めば人間何をするか解らないといったところは何時の世も変わらないからな、気を引き締めなければな」
「…ふん…解ってるわよ」
三日「ふむ、ではAが政府を潰そうとする理由も出来たわけだな？」
鶴丸「やっぱりこの縁は切っても切れないねぇ？」
「腐れ縁と言うこと？」
鶴丸「…いや、そうじゃなくて…」
「まぁ、こう言うことがなくても潰す気ではいたけれどね、理由が必要ならそれでいいんじゃないかしら？」
…………
そうして政府が通達した、懸賞金がかけられた狩るか狩られるかの命がけの遊戯に人間達は沸き立った。あらゆる武器を用意したり、刀剣らに無体を働いたりと内容は様々だが…Aらも特に行動を変える気も改める気もなく、普段通りに審神者を屠っていたのだった
その強さは未知数で見ているものを戦慄させた、全く攻撃は届かなければ慈悲もない。少し時間もかかりはしたが徐々に政府本領に近付いていったのだった
人間「化け物だ、殺せ！」
人間「殺らなければ殺られるぞ」
人間「奴等はすぐそこまで来ているのだ、予断は許されない」
人間「ありとあらゆる手を使い、何としてでも仕留めるのだ！」
人間達は鼻息荒く武器を手に取ったのだったーー
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珀錏(プロフ) - よっしーさん» コメント有難うございます。この話は短編でも必ずハッピーエンドにと書いたお話です。感動してくださったなら感無量にございます(*´ー｀*) (2017年9月24日 23時) (
レス) id: 164f6ccbe4 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー(プロフ) - こんばんは(//∇//)作者様のお話全て面白いです！この話は感動しました(^-^) (2017年9月24日 23時) (レス) id: f0044d0026 (このIDを非表示/違反報告)
闇夜(プロフ) - 珀錏さん» 追いかけるよ〜どこマでもね！！キャハハハハハハはハハハハハ！！ (2016年8月11日 15時) (レス) id: 5b80112fa8 (このIDを非表示/違反報告)
珀錏(プロフ) - 闇夜さん» ヽ(ヽﾟﾛﾟ)ﾋｲｨｨｨ!別作品に撤退だ！← (2016年8月11日 15時) (レス) id: 7363f9ebdb (このIDを非表示/違反報告)
闇夜(プロフ) - 珀錏さん» 暗殺闇討ちお手のもの！！覚悟！ (2016年8月11日 15時) (レス) id: 5b80112fa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珀錏 | 作成日時：2016年7月30日 16時
