世界で一番大切な君〈あかがみん watoさん〉 (ページ6)

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最悪の日から最高の日に！？パート2♪　わとside ページ6

しばらくするとAは、ようやく緊張が少しやわらいだのか話しだした。

貴「そんなの分かってるけど…。って、なんで私と歩いてるわけ？」

ついさっき歩き始めたAについていくように俺は今合わせて歩いてる。

わ「なんでって…。なんで？w一緒に歩いたらイカンと？」

Aの顔を覗きこむようにして、俺は近づいてみる。

するとAは顔を真っ赤にしながらAから顔を引いていった。

うん、可愛い。

近づいて分かったけん、Aはやっぱり可愛い。

可愛らしい顔立ちで。目がパッチリキラキラしとって。

他の子とは違って濃いメイクじゃないし。

ナチュラルなのにこんなに可愛いとか………。

そりゃ、モテるに決まっとるけん。

色々考えてるとAは俺にまた問いかける。

貴「だって、部活あるんじゃないの？遅刻しちゃうよ？」

大丈夫なの？って言うように心配そうに俺を見上げてくる。

時計を見ると………うん、無理かなw

確かに顧問は怖いし、俺一応部長だし？

問題点はいっぱいあるけど。

せっかく久しぶりにAと会えたんよ？

ここはもう、一緒に登校するしかないっしょ！

うんうんって頷いてからAの方をもう一回見る。

わ「別にいいって！休んでも怒られんやろ！」

ニコって笑いながらそう言った。

だけとAはまだ不安そう。

心配しすぎやけんw

貴「いや、大丈夫じゃない。絶対！」

行ったほうがいいってAは俺を説得してくるけど。

別にいいよぉって楽観的に考える。

部活より、Aのほうが大切やけん！

そんな事、絶対本人には言えんけど。

この人の脳内、大丈夫かなと、言わんばかりに俺の方を見つめてくるAの方をみて微笑んでみる。

また顔を真っ赤にしながら俯いちゃったAを心から可愛いと思いながらバスに乗りこんだ。