【学園アリス】僕っ子少女の学園での様子。

学園での様子その２ ページ4

｢なんですか？｣



｢星階級がスペシャルって本当か｣



急に喋り出した棗さん



｢そうだよ？たしかに校長先生にスペシャルって言われた｣




｢ッチ｣




舌打ち！？



なんかすごいとこ来ちゃったなぁ…









−遡ること2日前の話−




Aはある街で友達とのんびり下校していた





｢君がAちゃん？ちょっと話あるから来てくれないかなー｣





そこで突如現れた鳴海により誘拐(((ｺﾞｯﾎﾝ話があるとのことで連れていかれた





話を聞くと、彼はアリス学園の教師とのこと





なぜそんな人がAに用があるのか…まあそれは彼女が“アリス”を持っているからである





アリス学園は“天才”しか入れないと世間では言われている





しかし実際にはそうではない





“アリス”という“天賦の才能”を持ったもののみが“保護”という形で入れられるとこである





Aは母親の方がアリスを持っていて、それを受け継いでいた




“氷のアリス”




それが彼女のアリス




今まで学園にバレぬよう、母親に使うのを禁じられていて、家以外で使ったことはない




なぜバレたのだろうとぼんやり考えているA




｢なぜバレたのか気になるかな？｣




と聞かれ｢うん｣と答えた




ちらっと教えてくれたのだがアリス学園には写真を見ただけでアリスがあるのかないのかがわかる能力を持つ人がいるらしい




｢そんなすごい人から逃げられっこないな｣と密かに思った





鳴海はAに学園に来るように勧めた




Aは鳴海に言われたことをを両親に伝えた




すごい反対されたが、Aは行くと決意した




最初こそ反対した両親も、Aは決めた事は曲げない子なので渋々許した






それから2日後、アリス学園に入学したのである









入学したはいいが変な人が多すぎて若干引き気味だがまあ頑張ろうと意気込んでいると





｢任務やってるか｣




と聞かれた




｢なにそれ…？聞いてない｣




｢…ならいい｣




棗さんは教室から出ていった

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