【学園アリス】僕っ子少女の学園での様子。

学園での様子その１ ページ3

｢それじゃ〜Aちゃん！呼んだら入ってきてね〜｣



彼は名は鳴海杏樹




フェロモンという強いアリスの持ち主である





今いるのは初等部B組ドアの前





生徒が教室で騒いでいるからか少々うるさい…





｢Aちゃ〜ん！入っておいで｣




ドアを開け、教壇の横へ立つ




｢雪原Aです。アリスは氷です｣



｢皆仲良くしてねー！｣



皆はよろしくーと元気よく答えた




｢席は頭に本乗せて寝てる彼の横ね！そしてパートナー♡それじゃ、アデュー♡｣



そう言って先生は何処かへ行った



先生のいなくなった後の教室は騒がしかった



｢棗さんがパートナーってあいつ何者だ？｣



｢きっとすげーアリスなんだよ｣



そのナツメサンのパートナーになるにはすごいアリスでないとダメなのかな…



まあいいか。決まっちゃったし




｢えっと、隣よろしく。……ナツメサン？｣




本当に寝ていたんだろうか



話しかけられて本をずらしこちらを見た時の彼の目はとても怖かった



というか目つきが悪いのか…



｢……｣





｢あの、名前ってなn｢ちょっとあなた！！｣えーなに…｣




被せんなし。というかなんで怒られてんの？



｢…なんでしょうか｣




｢どうやって棗くんのパートナーになったか知らないけど！あまり調子に乗らないでね！｣




｢え、はい｣




なんだ調子乗るって…




｢それと！あー……雪原さんだったかしら？星階級は何なのかしら？｣



｢星階級………？








・








あーたしかスペシャルって言われた気が…｣





そう言った瞬間ナツメサンの体が少し揺れた気がした







｢え…あ……図々しい態度をとってすみません！A様！！！｣





｢…はい？｣



誰だこの人…




｢も、申し遅れました！私正田スミレといいます！｣




｢よ、よろしくお願いします…｣




こんなに態度変えられると怖い……



まあもう突っかかってくることはないだろう




｢おい｣

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